オカリナ、恍惚の表情を浮かべ…人生初の快感「怒りとか憎しみとかもなくなる」

公開: 更新: テレ朝POST

番組に寄せられた投稿メールや、VTRを見たマツコ・デラックス有吉弘行が感じたことなどを独自の視点でトークしていくマツコ&有吉 かりそめ天国

6月19日(金)の放送では、「きょうのオカリナ 〜サウナ〜 “サウナで『ととのう』”」を放送した。

(森三中)黒沢さんがサウナ好きで、誘われるのでたまに行きます」というオカリナに、スタッフが「“ととのう”って言葉ご存知ですか?」と質問。

“ととのう”という言葉は知っているが、どういう状態をあらわすのかはわからないオカリナ。「どれを“ととのった”というかわからないため、“ととのった”経験がない」という。

サウナ好きの間で頻繁に使われている“ととのう”というフレーズ。温浴施設コンサルタント・サウナ王の太田広さんによると、「“ととのう”とは快感が増大してくる瞬間。草原のなかで風に吹かれているような気持ちのいい状況がよく目に浮かぶ」ような状態に入ったときのことをあらわす言葉。熱いサウナと冷たい水風呂による「温冷交代浴」を行うことで、極上の快感状態=“ととのう感覚”を味わうことができるのだとか。

サウナ王曰く、“ととのう”ためには「まず(サウナや水風呂を)耐えなきゃならない。その第1ハードルを越えられるかどうかで、“こちら側”の人間になるか“向こう側”の人間になるかが決まってしまう」とのこと。

オカリナが人生初の快感を味わうために向かったのは、関東最大級のサウナ施設「Sauna&Hotel かるまる池袋」。男性専用の施設だが、7月からは月に1度のペースでレディースデーの開催を予定している。

サウナ王が全面プロデュースする同施設には、タイプのことなるサウナと水風呂を4つずつ完備。なかでも「サンダートルネード」と名のついた強烈な水風呂があるという。

一般の水風呂の温度は16度〜18度程度。しかし、この「サンダートルネード」はつねに10度以下、しかもジェット水流で水を撹拌しているため、体に感じる冷たさが増す。

サウナ王曰く、サウナの高温から超低温へのジェットコースターのような落差が“ととのう”ための近道だと解説。さらに、初心者のオカリナのためにサウナ王が“ととのう”ため、以下の「至極のメニュー」を用意してくれた。

1:全身を洗って毛穴の汚れをとれ
2:水滴をキレイに拭きとってサウナへ
3:1番下の段で2分、その上の段で2分とあがっていき
いけそうなら最上段へ(計10分)
4:サウナを出たら汗をシャワーで流す
5:冷めないうちに水風呂へ。水風呂は頭の先まで入って2分耐える
6:外気浴で休憩する(10分)
7:以上を3セット繰り返す

今回、万が一に備えて看護師もロケに同行、安全面にも注意して企画を進行する。

サウナ王のメニューにならって、体を洗い、サウナに入るオカリナ。1セット目では、最上段の温度は90度の「岩サウナ」でしっかり汗をかき、かけ湯で汗を流した後、「サンダートルネード」へと向かう。

毎年、極寒の地で寒中水泳を行うオカリナには余裕に思われたが、約30秒で「寒い!」と叫びながら浴槽の壁によじ登り一時退避。

しかし、サウナ王のメニューでは2分間つからなければならないうえ、一度頭まで潜水するという指示も…。

“ととのう”ために、四苦八苦しながら水風呂と格闘すること2分。なんとか外気浴まで辿り着いたオカリナは1セット目とあってか、スタッフの「ととのいましたか?」の質問には、「今のところわからない。ぼーとするけど、それなんですかね?」と答え、まだととのっていない様子。

サウナ王曰く、3セット繰り返せば必ず“ととのう”瞬間が訪れるという。その言葉を信じてオカリナは、2セット目へ。

高温から超低温へのジェットコースターのような落差の温冷交代浴。ととのうために、黙々と自身を追い込むオカリナの姿をみた有吉は「『GET SPORTS』だよ」と思わずひとこと。

そしてむかえた3セット目の水風呂で、何か変化を感じたのか、カメラに向かって頷くジェスチャーを見せたオカリナ。向かった外気浴では、恍惚の表情をうかべながら椅子に深く腰掛ける。

客観的にみても完全に“ととのった”オカリナにスタッフが声をかけると、「感情がなくなる感じですね。怒りとか憎しみとかもなくなる感じ。朝起きたばっかりのまどろんでいるときみたい…」と、はじめて味わう感覚を言葉で説明。

人生ではじめての快感を味わったオカリナ。その後もしばらく、ととのう感覚に浸っていた。

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※番組情報:『マツコ&有吉 かりそめ天国
毎週金曜日 午後8:00~午後8:54、テレビ朝日系24局(※一部地域で放送時間が異なります)

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