いきものがかり、『100日後に死ぬワニ』とのコラボ曲をTV初披露「来年は笑顔で桜を…」

4月3日（金）放送の『ミュージックステーション』3時間スペシャルでは、さまざまな“初”をお届けする。

志尊淳と城田優はスキマスイッチとともに『全力少年』をテレビ初パフォーマンス。

ディズニー＆ピクサー最新作『2分の1の魔法』で日本語版声優を務める志尊と城田。同作の日本版エンドソングである『全力少年』を、3組のコラボで披露する。

今回のコラボについて城田は「この時期にしかできないスペシャルコラボ。とにかく元気に楽しみたい」と意気込みを。

志尊も「先日、スキマスイッチさんのライブに参加させていただき、一緒に歌わせてもらったのですが、昔から馴染みのある歌をアーティストさんと歌わせていただくのは夢みたいでした」と感動し、「足を引っ張らないよう頑張って、Mステ当日は少しでも楽しめる余裕を作りたいです（笑）」と話してくれた。

初のMステ出演に向け、志尊は「子どもの頃から毎週見ていて、だけど一番疎遠な番組だと思っていました（笑）。まだ自分が出る実感はわかないのですが、夢の時間をしっかり噛みしめて楽しみたい！」と語る。

城田も「憧れのMステに再び、しかもスキマスイッチさんや普段から仲の良い志尊くんと歌えてとてもうれしいです！この曲が持つ前向きで大きなエネルギーを画面越しに皆さまにお届けしたいと思います」と力強いコメントを寄せた。

◆いきものがかりが『100日後に死ぬワニ』とのコラボ曲をテレビ初披露

いきものがかりは『100日後に死ぬワニ』とのコラボで話題の最新曲『生きる』をテレビ初披露する。

同曲について「まさか『生きる』というタイトルの楽曲を、世のなかに届けるときに、社会がこんな状況になっているとは思っていなかったので、自分でもびっくりしています。今年は桜を見られなかった人が多いと思うのですが、来年は笑顔で桜を見られることを祈って、お送りしたいです」といきものがかりの水野良樹。

楽曲制作の過程についても「『100日後に死ぬワニ』原作者のきくちゆうきさんにお会いしたときは、連載開始してから数十日目で、まだラストシーンは誰にも見せていなかったらしくて。当然、僕らも見ることができなかったので、きくちさんに楽曲をどう思っていただけるか不安だったんですけれど、聞かせたら“ラストシーンを知っているのかと思いました！”って返ってきて、すごくうれしかったのを覚えています」と振り返る。

「自分が死んだ後にも、自分が大好きだった人と、大好きだった世界は、そのまま続いているっていうことに対しての悲しみと、喜び――そんなイメージで歌詞を書きました」という水野。

自身も『100日後に死ぬワニ』を読んで、「大なり、小なり、自分たちも経験するような物語だと思います。きくちさんに“この物語に、こたえはありますか？”と聞いたのですが、“それは読者の皆さんに考えてほしい”とおっしゃられていて、読む人に、自分はどう生きるかという“問い”を与える作品だなと思いました」と率直な感想を明かした。