『時効警察』お笑い大好きな趣里が“芸人の娘”役で登場!憧れの大九明子監督回に

公開: 更新: テレ朝POST

時効になった事件を“趣味”で捜査する男・霧山修一朗(オダギリ ジョー)が、名(迷)助手・三日月しずか(麻生久美子)と共に未解決事件の謎に挑むシュールな脱力系コメディーミステリー『時効警察はじめました』。

11月15日(金)放送の同作第5話には、若手きっての演技派女優・趣里がメインゲストとして登場。新人刑事・彩雲真空(吉岡里帆)の“親友”で、超人気お笑い芸人だった父親を時効事件で亡くした娘・夏歩を演じる。

©テレビ朝日

「お笑いが大好きで、共演したお笑い芸人さんのライブもよく見に行っている」という趣里は、お笑いを題材にした話に大喜び。

尼神インターさん主催のライブを見に行ったとき、すごく強烈なキャラの皆さんが舞台に登場したことを思い出して、『これは私もキャラクターで行かないと!』と思いましたね(笑)」と殻を突き破る決意をしたそう。

というのも、夏歩は父の相方が犯人だと確信。普段はかわいいのに、父の相方の話になると“地獄へ急転直下の邪悪オーラ”を発する強烈キャラなのだ。

そんな両極端の二面性を持つ夏歩を演じることになった趣里は、「二面性は誰もが持っている部分。夏歩はその裏表の落差が激しいですが、楽しんで演じられたらいいなって思いました」と意欲満々。

実際の撮影でも、個性あふれる共演者たちに負けじと、一度見たら一生忘れられない“かわい子ちゃんぶり”と“邪悪っぷり”を大放出することに!「皆さん、濃いので楽しいです。私も皆さんにお芝居を引き出していただいている感じで刺激的でしたし、全力で演じさせていただきました」と充実感をにじませた。

◆趣里、大九明子監督とまたもタッグ

今回、趣里にはもうひとつ楽しみが! 第5話で脚本・監督を務める大九明子監督とは映画『ただいま、ジャクリーン』(2013年)や『勝手にふるえてろ』(2017年)でもタッグを組んだ仲。

趣里は、「映画のオーディションで出会って以来、大九さんが引っ張ってくれた感覚がずっとあって…。この間も一緒にご飯を食べに行きましたし、メールのやりとりもさせてもらっているんです。私にとって心の支えです!」と尽きない愛を明かす。

今回も、夏歩のキャラクター造形を含め、いろいろと大九監督には助けられたそう。「大九さんは現場でめちゃくちゃカッコよくて、ずっと憧れの存在なんですけど、今回は“特にカッコいい大九監督”でした」と振り返り、満面の笑みを浮かべていた。

©テレビ朝日

麻生久美子や吉岡里帆とは過去にも共演経験がある一方、主演のオダギリ ジョーとは初共演となる趣里。

オダギリとの初共演、そして初めての『時効』ワールドに「緊張していた」という趣里だが、撮影初日からオダギリの気遣いに助けられたそうだ。

「撮影初日がものすごく暑い日で、オダギリさんが差し入れてくださったかき氷を3杯食べました(笑)!おいしかったです。おかげで、エンジンがかかりました。オダギリさん、本当にありがとうございます。緊張していた私を自然体で迎えて馴染ませてくださる、とても素敵な方で、ますます尊敬しました」と裏エピソードを教えてくれた。

©テレビ朝日

さらに第5話には、今年の『キングオブコント』で決勝戦に出場したお笑いコンビ・空気階段水川かたまり鈴木もぐら)も登場。時効事件の渦中にいる超人気お笑いコンビ役で出演する。

※番組情報:金曜ナイトドラマ『時効警察はじめました』第5話
2019年11月15日(金)午後11:15~深夜0:15放送、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)

PICK UP