Hey! Say! JUMP知念侑李、体を張って「伝えたい」松岡修造と『世界体操』で3年連続タッグ!

公開: 更新: テレ朝POST

2020年東京オリンピック前、最後の体操世界一決定戦となる世界体操。10月4日(金)~13日(日)にドイツ・シュツットガルトで開催される注目の大会を、今年もテレビ朝日が独占中継する。

そのメインキャスターを松岡修造、プレゼンターをHey! Say! JUMPの知念侑李が3年連続で担当することが決定。過去2度にわたってコンビを組んできた2人が息の合った掛け合いを披露しつつ、体操ニッポンの熱い戦いを伝える。

©テレビ朝日

男女団体、個人総合、種目別(男子6、女子4)で世界一を争う『世界体操』。

今大会は、昨年の上位3か国(アメリカ、ロシア、中国)を除き、予選上位9位までに東京五輪団体出場枠が与えられる。リオ五輪団体4位の日本女子にとって、重要な大会だ。

また、昨年カタール・ドーハで行われた大会で、日本男子は団体銅メダルで東京五輪団体出場枠を獲得している。五輪連覇へ向け、男子団体は昨年金メダルを争ったロシア・中国ら最強ライバルと負けられない戦いを繰り広げる。

今大会に出場する代表選手は、男子は谷川翔・谷川航・萱和磨、女子は寺本明日香・杉原愛子・畠田瞳・梶田凪が決定。6月の全日本種目別選手権を経て、すべての出場メンバーが決まる。

◆知念侑李、谷川翔の前であん馬に挑戦

大会に先駆け、知念は谷川翔・谷川航・萱和磨の男子代表選手3人が練習する順天堂大学を訪問し、直撃インタビュー。谷川兄弟からは幼い頃のエピソードを聞くなど、知念ならではの質問で選手たちの素顔を引き出す。

そして知念は、練習場で谷川翔が見つめるなか、あん馬にチャレンジ。現在の日本男子体操陣のなかでもあん馬を得意とする谷川の目の前で、2本の把手(ポメル)を掴み倒立に挑んだ。

しかし、「ダメだ、静止できない」と、逆さにはなるもののすぐに着地してしまった知念。それでも、あん馬で倒立の姿勢をとるだけでも素人にはなかなかできない“大技”だ。

そんな知念の果敢なチャレンジに、日本選手権2連覇、NHK杯を制した谷川も関心しきり。「こんなに人気のある方に体操の魅力を語っていただけるのは、すごく有難いことです。知念さんが運動神経がいいと知っていましたが、倒立など体を張って体操をアピールしてくれているので、僕たちが結果を出して知念さんに喜んでもらいたいですね。僕も一層頑張ります」と意気込んだ。

©テレビ朝日

◆松岡修造コメント

――コンビを組まれる知念さんの印象は?

「知念さんは体操の技を全部理解された上で、何がポイントなのか、どこが難しかったのか、を自分で考えて伝えられる方なんです。そういう意味で、僕は知念さんから体操を教えていただいている感覚がありますし、より応援や選手のメンタル面の話に徹することができる。いいダブルスのパートナーですね。

今回は3年目なので、知念さんの思いもどんどん伝えて欲しいと思います。僕はアイドルの方とこういう場でご一緒することがあまりないので、この緊張感が素晴らしく、楽しませていただいています自分もジャンプして挑もうと思います(笑)」

――体操競技の魅力は?今大会については?

「僕個人の感覚として、体操という競技は日本の国技的な要素がすごくあるように思うんです。日本人が好きなスポーツであり、日本人の強さをもっとも求められていると…実際、日本がオリンピックで一番メダルを獲得しているのは体操です。2020年の東京五輪でも、もっとも注目されている競技の一つであることは間違いないと思います。

今回は、東京オリンピックを来年に控えていることもあり、世界からより注目されているはずです。絶対に日本は何かしてくるに違いない、と。そこが一番のポイントですね。その中で選手たちには和の心で挑んでほしい。日本の体操選手全員が一緒に戦っているような雰囲気を僕は期待しています」

――メインキャスターとして大会のみどころ、意気込みをお聞かせください

「大会名こそ『世界体操』ですが、僕の捉え方としては来年の東京オリンピックの前哨戦です。世界体操での結果がどうなるかによって、これからの1年の過ごし方も変わってしまう。だから結果も大事ですが、選手ひとりひとりの挑み方が大切。僕は彼らの本気度を一番伝えたいと思っています。

あと試合後の知念さんと2人でやる選手インタビューで、僕らがあうんの呼吸で頑張っているところをぜひ注目して見ていただきたいですね(笑)」

◆知念侑李(Hey! Say! JUMP)コメント

――松岡修造さんについての印象は?

「松岡さんはスポーツ選手のメンタル部分がわかる方。その一方で、打合せのときに視聴者の方がわかるような言い方をしよう!とおっしゃるんです。どちらの気持ちも、これだけわかる方は滅多にいないと思います。

選手のメンタルの部分は松岡さんに伝えていただいて、僕は感じたこと、技や競技の内容に関して視聴者の方にわかりやすく伝えていければ、と思っています。そういう意味ではいいパートナー関係ができているのかな、と思います」

――体操競技の魅力とは?今大会については?

「体操と一括りで言っていますが、男子6種目、女子4種目があり、その種目ごとに動きや難しさなどがぜんぜん違う。だから注目する部分がまったく変わってくるので、種目の分だけ楽しみがあると思います。

ただ、そんななかでも視聴者の方に伝わりにくい部分もあるかもしれないので、僕がそこを埋めていって『しっかりここを見て欲しい』とか、『ここの緊張感を味わって欲しい』というようなことを伝えられたらいいですね。

日本の体操界には、たくさんのいい選手がいます。今回は東京オリンピックを前に、そんな選手たちを知ることができる良い機会になると思います」

――プレゼンターとして大会のみどころ、意気込みをお聞かせください

「1年間、選手の方々を取材させていただき、調子がいいときやあまりよくないときも見てきています。そんな選手たちの頑張りだったり、競技への本気度などを僕はしっかりと全力で視聴者の方に伝えていけたらと思います。

オリンピックの1年前ということで、オリンピックを楽しんでもらうためにも、体操競技の魅力を伝えたいですね。今回も体を張って、できれば、昨年よりも難しいことにチャレンジしてみたいです」

※番組情報:テレビ朝日開局60周年記念『世界体操シュツットガルト2019』
2019年10月放送

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