家入レオ、『緊急取調室』主題歌を担当!松任谷由実の一言「あなた素数ね」から誕生

公開: 更新: テレ朝POST

天海祐希演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と心理戦を繰り広げる緊急取調室

©テレビ朝日

4月より第3シーズンが放送される同作の主題歌を、家入レオが担当することが決定した

◆家入レオ、天海祐希と7年ぶりタッグ

先日、デビュー7周年を記念して開催した大阪城ホール・ワンマンライブを大成功に収め、4月17日には自身6枚目となるニューアルバム『DUO』をリリースする家入。

家入は2012年2月に、当時現役高校2年生で17歳のシンガーソングライターとしてデビューシングル『サブリナ』をリリースし、衝撃的なデビューを飾った。そして同年にリリースした2ndシングル『Shine』は、天海祐希が主演をつとめたフジテレビ系ドラマ『カエルの王女さま』の主題歌として起用された

家入にとって初のドラマ主題歌となったこの曲がきっかけで、第54回 日本レコード大賞 最優秀新人賞を受賞。その他にもレコチョク、オリコン、LISMO、iTunes、Billboard JAPAN、日本ゴールドディスク大賞などその年の新人賞を総ナメにするなど、大きな飛躍のきっかけとなった楽曲である。

今回主題歌をつとめるドラマ『緊急取調室』主演の天海祐希とは、その2ndシングル以来の主演×主題歌の“共演”で、7年振り2度目のゴールデン・タッグとなる。

当時17歳だった家入は現在24歳になり、作詞・作曲だけでなく楽曲のアレンジやレコーディングミュージシャンの起用なども自身で決定し、アルバムのトラックダウン(最後の仕上げ作業)まで関わるなどアーティストとしても成長。

さらに2019年1月から一般新聞にてエッセイの連載をスタートさせるなど、よりいっそう表現力に磨きがかかってきている。

今回のドラマ主題歌も、オファーをうけてから同ドラマの過去2作を改めて視聴。その世界観に沿うべくして書き下ろした楽曲で、人気シリーズとして放映されるドラマの世界観を盛り上げることは間違いない。

今回ドラマ用に書き下ろされた新曲のタイトルは『Prime Numbers』。繊細なピアノと裏腹に目まぐるしく変わるビート、そして家入の心の叫びとも取れる歌詞が渾然一体となったエモーショナルな楽曲となり、家入自身も作曲に参加している。

さらに、同楽曲は昨年3月に武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナにて開催された『PERFECT ONE presents SONGS & FRIENDS』の「ひこうき雲」再現コンサートに家入が出演し、その際に初めて松任谷由実に対面したことがキッカケとなって生まれた

場に馴染めなかったり、孤立してしまう気持ちを、1とその数字でしか約数を持たない=特殊で孤独な数字である“素数”に例え、そんな“素数”同士のつながりを歌った楽曲。この繊細なテーマを歌詞に落とし込んだのは、音楽プロデューサーで作詞家の松尾潔氏。家入とのタッグは今回が初となり、今後の家入の楽曲の新機軸となることは間違いない。

そんな待望の新曲『Prime Numbers』は自身6枚目のオリジナルアルバムとしてリリースされる『DUO』に収録されており、4月17日(水)に発売される。

◆家入レオ コメント

「人生で初めてドラマの主題歌を担当させていただいたときの主演が天海祐希さんでした。手探りのなかで作った曲だったのですが、ドラマの現場に行かせていただいたときに、『とても素敵な曲だね』と天海さんに言っていただけたことが今でも心に残っています。

『緊急取調室』は人の深い部分が垣間見える作品だと思ったので、色んな顔を合わせ持ってしまう人の弱さや強さを滲ませた曲にしました。

松任谷由実さんにはじめてお会いしたとき『あなた素数ね。どこにいても馴染めないでしょう』と言われて。今まで感じてきた気持ちにはじめて名前を付けてもらったような不思議な感覚になりました。

そして、私を含めて実はみんな、場に溶け込めなかったり、孤独を抱えているんじゃないかと。このエピソードを作詞家の松尾潔さんにお伝えして素数同士のつながりを歌った楽曲になりました。是非聴いていただきたいです」

◆主演:天海祐希コメント

「緊急取調室のために、主題歌を書き下ろしてくださってありがとうございます! レオちゃんとまたこうしてタッグを組めることに幸せを感じています。透明感のある歌声で、ドラマを盛り上げてくださると思っております」

※番組情報:木曜ドラマ『緊急取調室
2019年4月スタート!【毎週木曜】午後9:00~午後9:54、テレビ朝日系24局

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