西岡德馬「感動すら覚える」水谷豊の『相棒』という作品にかける“姿勢”

公開: 更新: テレ朝POST

“国民的警察ドラマ”として、数々の伝説を築き上げてきた『相棒』シリーズ。

©テレビ朝日・東映

2019年1月1日(火・祝)放送の平成最後となる『相棒』元日スペシャルに、大地真央西岡德馬がゲストとして出演。特命係の杉下右京(水谷豊)、冠城亘(反町隆史)とスリリングな攻防を繰り広げる。

◆大地真央「ご縁があるな…」

大地真央が演じるのは、物語の鍵を握るシャンソン歌手・神崎瞳子(かんざき・とうこ)。フランスを拠点に活動してきた瞳子は政治的発言や抗議活動を積極的に行うため、“闘うディーバ”とよばれている人物だ。

瞳子は17年ぶりに日本に凱旋し、フランスでの叙勲報告会見を行っていた最中に突然、告発文を読みあげるよう要請され、否応なしに事件に巻き込まれる。

しかし、右京らの調べで、事件の核心と意外な関わりがあることが次第に明らかになっていく。

帯ドラマ劇場『越路吹雪物語』(2018年1月~3月)での熱演と熱唱も記憶に新しい、大地。本作では世界的に活躍する歌姫にふんし、特命係の2人と対峙する。劇中、シャンソンを熱唱するシーンも登場、圧巻のステージを披露する。

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――『相棒』シリーズに初出演した感想は?
大地真央(以下、大地):「水谷さん、反町さんをはじめ、レギュラーの皆さんとは初めてご一緒させていただく方がほとんどでしたが、親切な方ばかりで、キャスト、スタッフ全員が『相棒』をとても愛していらっしゃるのだなぁと感じる生き生きとした現場でした」

――今回の役柄は、“ディーバ”とたたえられる有名シャンソン歌手ですが、演じる上で意識したことは?
大地:「フランスに30年住んでいる、という設定ですから、その香りを少しでも出せるように…と努めました。今まであまりシャンソンを歌ってこなかったのですが、今年3月に出演させて頂いた『越路吹雪物語』で、シャンソンの魅力に触れ、今回また歌う機会を与えていただけて、ご縁があるな…と嬉しく思いました。

私が演じる“瞳子”は、信念を持って生きているプロ意識の高い女性です。内に秘めた優しさと、強さを、正義感のなかで表現できればと演じました」

――水谷豊さん、反町隆史さんとの共演はいかがでしたか?
大地:「水谷さんは、私が想像していた以上に明るくて面白くて、初めての現場を和ませてくださいました。スタッフの方々やキャストの皆さんを大切になさっていて、誰に対してもフレンドリー。本当に魅力的で、水谷さんがいらっしゃるだけで現場のテンションも自然と上がる素敵な方でした。

反町さんは、やはりカッコよくて、声も素敵ですね。合間での水谷さんとの会話を聞いているだけで楽しく、まさに、良き“相棒”という感じでした」

◆西岡德馬「17年も続く作品はやっぱり一味違う」

また、数々の作品で圧倒的な存在感を放ってきた名優・西岡德馬は、衆議院議員・敦盛劉造(あつもり・りゅうぞう)役を演じる。

劉造は閣僚を歴任した大物代議士。最近は表舞台に出ることは少なくなったものの、財界と政界をつなぐ人物としていまも隠然たる影響力を持っているという役どころ。

彼は、件の告発とどう関わっているのか…西岡がどんなに金を積んでも誘拐犯からひ孫を取り戻そうとする剛腕ぶりを熟練の演技で表現。“相棒ワールド”にさらなる深みをもたらす。

©テレビ朝日・東映

――『相棒』シリーズにはどんな印象を?
西岡德馬:(以下、西岡):「『相棒』はいつ観ても面白く、さすが17年も続く作品はやっぱり一味違うなと感心しておりました。その作品の、年始めの元日スペシャルにオファーされ大変、光栄に思っております」

――今回の役柄、大物政治家の敦盛劉造役を演じるにあたって大切にしたことは?
西岡:「ドラマでは、対立する相手は大きければ大きいほど面白くなる。今回の役柄である政治家にもたっぷりと肉付けして大いに楽しんで演じました」

――水谷豊さん、反町隆史さんとの共演はいかがでしたか?
西岡:「水谷豊さんの『相棒』という作品に対する考え方、姿勢には感動すら覚えますね!

反町君とのコンビも、絶妙な息のバランスで素敵です。益々面白く、そして長く続く事を期待しております!」

※番組情報:テレビ朝日開局60周年記念『相棒season17』元日スペシャル「ディーバ」
2019年1月1日(火・祝)午後9:00〜午後11:15、テレビ朝日系24局

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