たった1人で建てた“ポツンと一軒家”。72歳男性の自由で感謝に満ちた暮らしぶり

公開: 更新: テレ朝POST

日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組ポツンと一軒家

1月9日(日)は、ゲストに小沢真珠桜井ユキを迎えて放送される。

 

◆岐阜県、72歳男性のロマンが詰まった男の隠れ家

2022年、最初のポツンと一軒家は岐阜県の山奥で発見!

衛星写真で確認してみると、山のまっただ中に森に埋もれるように建物がかろうじて見える。近くには急カーブの道があるものの、所ジョージは「別荘なんじゃないですか?」と予想。

桜井は「祖父母の家の近くにも椎茸を栽培されている方が多いので、椎茸を栽培しているのでは?」と、田舎の記憶を思い起こしたように話す。

そんななか、なんと小沢は「木々に埋もれた様子がブロッコリーに見えるので、ブロッコリー農家さんでは?」と大胆な予想。木々に埋もれた建物から、そこで暮らす人物像を探るのだが…。

あたり一面が山に囲まれた道を抜け、最寄りの集落へとたどり着いた捜索隊。集落には広大な田んぼがあり、そこで作業をしている男性に声をかけることに。

衛星写真を確認してもらうと、即座に「ここは別荘ですよ」と教えてくれた。ただ、持ち主は地元の人ではなく、その家の住人に会ったことさえないという。

さらに、この一軒家へと続く山道は地元の人でも使わない道らしく、「雨が降るとすぐに土砂崩れが起きて通行止めになってしまう」とのこと。最近も土砂崩れが発生し通行止めになっていたようで、一軒家までたどり着けるかもわからないそうだ。

そんな情報に不安になりつつも、詳しく道を教えてもらい一軒家を目指す捜索隊。集落から山道へと入ると、いきなり落石の跡が! 通行止めにはなっていないものの、いまだ大きな落石が道端に残る険しい山道を慎重に進んでいく。

その山道はやがて路面にヒビが入った悪路となり、車が走った形跡さえない荒れ放題の道が続く。しかも、地元の住人から「行けばすぐわかりますよ」と教えてもらったものの、建物がまったく見つからない!

捜索隊は「見落としたかも…」と、来た道を戻りつつ目を凝らせて建物を探すのだが…。

すると、生い茂った木々の隙間からひっそりと佇むログハウスをついに発見する! 車を降り、茂みの中に入っていくと、そこには衛星写真に映っていた建物がまさに木々に覆われるように建っていた。

茂みに囲まれた敷地にいたのは72歳の男性で、声をかけると「話題になるようなことは何もありませんよ」と笑うばかり。

しかし、話を聞けば立派なログハウスをたった一人で建てたのだとか! しかも元々は山の斜面の雑木林だった場所を、重機を使わずに、たった一人でクワとスコップだけで造成し、自然石だけで石垣を組んで平地にしたという。

スタジオでは所が思わず「この人が10人いたらピラミッドができちゃうよ!」と驚きの声を上げる。男性一人で造り上げた、まさに隠れ家と呼ぶにふさわしいログハウスでの自由で感謝に満ちた暮らしぶりとは?

※番組情報:『ポツンと一軒家
2022年1月10日(日)午後7:58~午後8:56、ABCテレビ・テレビ朝日系列にて全国ネット

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