山本舞香&板垣瑞生、ぶつかり合うほど惹かれ合う!“ディスきゅん”オフィスラブコメ『デキないふたり』

公開: 更新: テレ朝POST

LINEマンガの人気作デキないふたり山本舞香主演でドラマ化! 1月3日(月)から放送することが決定した。

『デキないふたり』は、過去に最悪の別れ方をした広告会社で働く同期の男女がライバルとして営業成績を競い合い、顔を合わせればディスりの応戦、ケンカばかりの毎日。しかし、あることをきっかけに2人の関係が微妙に変化しはじめ、心の内では態度とは真逆の“きゅん”が同時多発する「#ディスきゅん」満載の大人のオフィスラブコメディーだ。

同作で主演を務める山本はこれまで数々のドラマや映画に出演で活躍する一方で、屈託のない物言いでバラエティ番組でも人気を博し、ジャンルを問わず多くの人を魅了する存在に。

そんな勢い留まるところを知らない山本が演じるのは、会社の同期でかつて高校時代に付き合っていた黒瀬孝仁から、初体験のときにとんでもないひと言を放たれたことでトラウマとなり、以来まともな恋愛ができずにいるこじらせ系美人・白藤奈緒。

山本は演じるにあたり「これまでラブコメもこういった役もあまり経験がなかったので、『私にできるかな!?』『奈緒役は、私でいいんですか!?』という不安はありました」と当初は心配していたというが、いざ演じてみると「奈緒は自分自身と被る部分がすごくあって、共感できてやりやすかったです」とのこと。

一方で「奈緒は可愛いなっていうポイントも多いので、どうやったら可愛く見えるか…そういう点ではめっちゃ頑張っています(笑)」とコメント。山本が演じる奈緒を通して、一体どんな「#ディスきゅん」を世に放ってくれるのかに注目だ。

◆天敵であり“きゅん”の相手役には板垣瑞生

そんな山本演じる奈緒の同期で犬猿の仲である高校時代の元恋人・黒瀬孝仁役には、板垣瑞生が決定。

若手ホープの筆頭株として数々の作品で活躍中の板垣がこれまでの印象から一変し、同作ではブラックスーツでビシっとキメたクールな姿を披露する。

板垣演じる黒瀬はかつて奈緒を傷つけ、同期となった今では顔を合わせればケンカばかりという、一見“イヤな人物”に思えるが、黒瀬は黒瀬で抱えるものがあり、さらには奈緒同様に思いに素直になれない迷走男子。

表ではクールでカッコよく装う黒瀬だが、心の声がダダ漏れると「こんな可愛い一面が!?」と超ド級のギャップを垣間見せることに。

「抑える演技の後に次のカットで開放させる演技ができて、僕はその2つがあったので、すごくやりやすかったですし、楽しかったです!2役を演じる感覚に近い、ぜんぜん違う人格に見えるレベルかもしれないです」と板垣が語るギャップ萌え必至の芝居からも目が離せない。

◆原作で話題の“目隠しキス”は“極きゅん”シーンに!

『デキないふたり』では、ケンカしながらも合間で見せる不意打ちの優しさやドキっとするセリフ、しぐさ、さらに心の声では可愛い側面ものぞかせるなど、冒頭から最後まで「これでもか!」という“きゅん”シーンが続々登場!

なかでも注目なのは、原作でも話題の“目隠しキス”シーン。

そのシーンの撮影を終えた山本は「私は目を開けていたから、相手が近づいてくるのがわかるんです。『ヤバいヤバいヤバい!来てる来てる!』って。あの“目隠しキス”はまさに“きゅん”ですよ(笑)」と撮影の状況を明かした。

一方、板垣は集中しすぎて「あまり記憶がない…」と言いつつ、「黒瀬は思わずしてしまったキスだったんですけど、僕自身もそういう気持ちになっていて、なるようになってしまった必然のキスシーンだったと思いますね」というほど自然なキスだったという。

◆山本舞香(白藤奈緒・役)コメント(全文)

――本作のオファーを受けたときの率直な感想と、脚本を読んだ感想をお聞かせください。

これまでラブコメもこういった役もあまり経験がなかったうえに、さらに今作はその中でもとくに“きゅんきゅん”する作品だったので、最初は「私にできるかな!?」「奈緒役は、私でいいんですか!?」という不安はありました。

でも脚本を読んでみると、コメディーでありながら、一人ひとりの感情が丁寧に描かれている作品だなと思い、現場でどのように撮影するんだろうと楽しみでもありました。

――原作を読んだ際、どのような印象を受けたか教えてください。

これまでマンガを読んでこなかったので、縦に読むのか斜めに読むのかマンガの読み方もわからないぐらいだったのですが、『デキないふたり』を読んだら「マンガってこんなにおもしろいんだ!」って初めて知りました。今はすごく続きが気になっています!

奈緒と黒瀬の不器用さだったり、互いに強がったり、それでいてピュアな部分があったり、とても可愛いなと感じました。

――白藤奈緒を演じてみていかがでしたか? 役作りでこだわった点や、ご自身との共通点、ギャップを感じた点などもございましたら教えてください。

奈緒は自分自身と被る部分がすごくあります。好きな人に対して正面からぶつかっていけないから強く出てしまったり、口が悪くなってしまったり、その反動で「あー、言っちゃった…」と後悔したり…私もそういう経験をしたことがあるので、共感できてある意味やりやすかったですね。

とくに黒瀬は同期のライバルでもあり、トラウマの原因となった相手でもあるので、そういう強さは出していきたいなと思って演じました。

それでいて奈緒は可愛いなっていうポイントも多いので、どうやったら可愛く見えるのか考えて、声のトーンを上げてみたり、私が普通に上目遣いすると怖くなってしまうので顎を上げてみたり…そういう点ではめっちゃ頑張っています(笑)。

――板垣瑞生さんと初共演された印象を教えてください。

板垣くんはよく笑って、いつもニコニコしていてとても人懐っこい人だなと思いました。はじめましての人でも気軽に話しかけてくれて、現場を明るくしてくれるんです。

それでいて本番になるとバチンってスイッチが入って、真顔になって黒瀬になりきる。すごいなって思いましたね。

――キスをきっかけに物語ではある転換を迎える大事なシーンがありますが、撮影はいかがでしたか?

原作でもあるんですけど、目隠しをされてキスをされるっていうシーンで、すごく緊張しました。

しかも私は目を開けているから、相手が近づいてくるのがわかるんです。「ヤバいヤバいヤバい!来てる来てる!」って。

あの“目隠しキス”は流行りそうですよね。ドキドキ感がすごくありますし、まさに“きゅん”ですよ(笑)。

――今作では地上波の他にTELASA版もあり、さらにモノローグ(=心情を語るセリフ)もあるなど盛りだくさんの内容になっていますが、その点はいかがですか?

TELASA版はよりコメディー要素が強くなっていたり、地上波では放送されていない部分も描かれたり、モノローグが入ってくるなど、おもしろくなるんじゃないかなと感じています。

TELASA版ではとくに黒瀬のコメディー要素が強く、可愛さが出ていたりするので、その分板垣くんは演じわけるのが大変だったんじゃないかな。

――楽しみにしている皆さんへ意気込みやメッセージをお願いします。

私自身もあまり経験のないラブコメディーの主演ということでプレッシャーもある反面、現場はめちゃくちゃ楽しく、キャスト、スタッフが一丸となって撮影させていただいています。

この“胸きゅん”をぜひ年始に皆さんに見ていただき、さらに地上波版とはひと味ちがったよりコメディー要素が増したTELASA版も同時に見ていただけたら、二度おいしいドラマになっているので、楽しみにしていただけたら嬉しいです!

◆板垣瑞生(黒瀬孝仁・役)コメント(全文)

――本作のオファーを受けたときの率直な感想と、脚本を読んだ感想をお聞かせください。

主演が山本舞香さんと聞いて、とても興味がある方だったので、どんな方なんだろう、どういうお芝居をされるんだろうと、いろいろぶつけてみたいなと思いましたし、監督は大好きな作品『チェリまほ(=「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」)』の湯浅弘章さんで、ご一緒するのが楽しみでした!

『デキないふたり』というおもしろいマンガ原作に、山本さん、湯浅さんなどいろんな方たちが加わることでどういう化学反応を起こすのかワクワクしました。脚本では、表面上はクールな黒瀬とぶつかっていく白藤という2人の姿を、すごくおもしろく遊んで描かれていて、読んでいて笑っちゃいました。

あとTELASA版ではより黒瀬のコメディー色が強いので、「ヤバい!ヤバい!」「どれだけここで遊びつくせるかな!?」と興奮しながら脚本に心を持っていかれましたね。

――原作を読んだ際、どのような印象を受けたか教えてください。

この作品の出演が決まってから拝見させていただいたのですが、会社で恋愛するというドキドキ感もあり、ヒロインもケンカ腰で、男女お互いがケンカし合うっていうのが恋愛作品では珍しいと思って、まずそこがとてもおもしろかったですし、楽しくやりたいなと率直に思いました。

――黒瀬孝仁を演じてみていかがでしたか? 役作りでこだわった点や、ご自身との共通点、ギャップを感じた点などもございましたら教えてください。

黒瀬はクールでなかなか本音を出さないタイプで、僕はおちゃらけるのが好きですが根を隠す部分もあって共感できるなって思いました。恋愛でも前に踏み出せない黒瀬のように、自分にもそれに近い部分があって。

僕は人とうまく接したり、性別関係なく「仲良くなろうぜ!」ってできるんですけど、いざ女性っていうものを意識した瞬間に「どうしよう!」ってなってしまうと思うんです(笑)。なので、黒瀬という役に対してギャップを感じることはそんなになく、むしろ「あ、ここは共通点だな」って感じることが多かったですね。

そういう理由もありますし、キャストの方も素敵な人ばかりで、投げたボールに対してなんでも返ってくるので、とにかく演じていて楽しいです。

――山本舞香さんと初共演された印象を教えてください。

山本さんは実際お会いしてみると、気の強い部分と女性的な部分もあるんだなと感じて、「白藤奈緒だな、この人は!」って、山本さんに白藤が重なりました。

すごく優しい方ですし、現場でもガンガンしゃべって場を盛り上げて下さって、とてもエネルギーのある方なので、すごく安心感があります。

――キスをきっかけに物語ではある転換を迎える大事なシーンがありますが、撮影はいかがでしたか?

集中していたからか、あまり記憶がないのですが、すんなりと撮影はできたと思います。それまでのシーンの流れからすごく自然だったなと。

黒瀬は思わずしてしまったキスだったんですけど、僕自身もそういう気持ちになっていて、このシーンをこうしなきゃっていう目論見もなかったですし、なるようになってしまった必然のキスシーンだったかなって思いますね。そういう風に撮影に挑めたのは、黒瀬としてそこに立たせてもらっていたからだと思うんです。

あと、原作に沿うような形でやらせてもらったので、このシーンは原作ファンの方にも喜んでもらえるポイントなんじゃないかなって思っています。

――今作では地上波の他にTELASA版もあり、さらにモノローグ(=心情を語るセリフ)もあるなど盛りだくさんの内容になっていますが、その点はいかがですか?

黒瀬は地上波版ではクールな部分、TELASA版では柔らかい部分が描かれているのですが、抑える演技の後に次のカットで開放させる演技ができて、僕はその2つがあったからやりやすかったですし、楽しかったです! 2役を演じる感覚に近い、ぜんぜん違う人格に見えるレベルかもしれないです。

でも、クールなままでモノローグもなかったら、黒瀬の柔らかい部分などが伝わらなかったと思うので、解放する一面を見せられるのはよかったなって思います。

――楽しみにしている皆さんへ意気込みやメッセージをお願いします。

年明け早々“きゅんきゅん”し過ぎて心臓に悪いドラマをお送りしてしまうのは、本当に恐縮なのですが(笑)、この作品を通して「2022年が素敵な年になりますように」という気持ちを込めて撮影していますし、「楽しんで頑張っていこう!」というメッセージが届くようなドラマになっていると思います。

2022年を白藤&黒瀬と一緒に、いろいろ開放していっちゃってください!

なお同作は、テレ朝史上初となる「地上波×動画配信プラットフォームTELASA(テラサ)」の完全連動ドラマ企画。物語を別の側面から描く配信オリジナルバージョンを動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」でお届けする。

地上波よりひと足先の1月1日(土)よりフライング配信され、地上波では奈緒の視点で物語がスタート。過去の回想や現在進行形の2人の関係、黒瀬への思いがつまびらかになっていく一方で、TELASAオリジナル版は黒瀬の視点で幕を開ける。

※番組情報:スペシャルドラマ『デキないふたり』
地上波:ディスきゅん編
2022年1月3日(月)深夜0:15~、テレビ朝日系
TELASA:ムズきゅん編
2022年1月1日(土)深夜0:00~
※地上波:ディスきゅん編は2022年1月3日(月)放送終了後配信

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