沢口靖子が“魔の2回生”に!「大嵐を巻き起こします」『お花のセンセイ』第2弾放送決定

公開: 更新: テレ朝POST

沢口靖子が代議士役に初挑戦して話題を呼んだ、ドラマスペシャル『お花のセンセイ』。

2020年8月に放送した本作の第2弾が、12月23日(木)に登場する。

なんと再選をはたした主人公・鳳丸子(おおとり・まるこ)が、“魔の2回生”に豹変!? そんな驚愕の展開で物語が開幕する。

◆誠実で可憐な丸子が豹変!“魔の2回生”に

『お花のセンセイ』は、華道家元にして衆議院議員の鳳丸子が持ち前の正義感で政界に風穴を開ける社会派コメディーミステリー。

第1弾では “神輿候補”として衆院選に担ぎ出され新人議員となった丸子がひとりの少女から陳情を受けたのをきっかけに、党の重鎮たちの意に反して大暴走! “世界一の誠実さ”で永田町の悪しき慣習を打ち破った姿を描いた。

第2弾は清廉潔白だったはずの丸子が最高得票数を獲得して再選をはたしたとたん、「一切記憶にございません」「秘書にお尋ねください」などと政治家の常套句を連発し選挙買収疑惑をスルーする、まさかの事態からスタート!

かつて再選後に失言やスキャンダルを起こした議員たちが“魔の2回生”と報じられていたが、丸子もまた“魔の2回生”になってしまったのか!? いったい彼女の豹変のウラには何があったのか?

◆政界の闇がからんだ立てこもり事件をぶっ壊す!?

しかもその騒動を機に、丸子と政策秘書・幸田光喜(八嶋智人)が大ゲンカ。会期中にもかかわらず、幸田が休暇を取ることに。

幸田という指南役を失って孤軍奮闘するハメになった丸子は、巨大国家プロジェクトに関わっていた青年と知り合ったのをきっかけに単身、政界の深き闇に斬り込んでいく。

さらに、政治家の不正が引き金となった立てこもり事件もぼっ発! 現場に突入し人質の身代わりとなった丸子は、犯人に向かって「必ずぶっ壊します」と宣言し現場に戦慄が走る。

国会を舞台にスリリングなミステリーが繰り広げられていく。

◆沢口靖子が波乱のストーリーを公約

第2弾の実現に、沢口は「第1弾を見てくれた友人知人たちにもとても好評で、“ぜひまた見たい!”というお声もいただいていたので本当にうれしかったです」と丸子同様、“2期目”に意気込み高く挑んだことを表明。

「丸子はたおやかな女性ですが、今回も政界にハリケーン級の大嵐を巻き起こしますので、第2弾もどうぞ楽しみにしていてください」と見ごたえ十分であることを“公約”している。

八嶋は「なんといっても沢口さんが現場にいると、パッと明るくなって作品に向かうみんなの気持ちがひとつになるんです。あらためて素敵な人だなと思いましたし、尊敬の念を抱きました」と秘書として再び沢口に仕えることができた喜びを語りつつ、「誰もがそうありたいと願いながらもできないことを体現してくれているドラマ。見終わったときに心にさわやかな風が吹くと思います」と力強くみどころをアピール。

このほか、丸子たちに協力する新聞記者・福武不二雄(梶原善)、丸子の叔父・加持勘三(伊東四朗)、丸子のお世話係・江ノ島薫(伊藤修子)ら豪華キャストが演じる個性あふれるキャラクターたちも健在! 沢口演じる丸子は彼らのことはもちろん、政界そして日本全体を巻き込んで大波乱を起こしていく。

◆沢口靖子 コメント(全文)

――第2弾のオファーを受けたときの率直なお気持ちを教えてください。

また八嶋さんとタッグが組めることを、とてもうれしく思いました。

第1弾を見てくれた友人知人たちにもとても好評で、「ぜひまた見たい!」というお声もいただいていたので、本当にうれしかったです。

――“秘書役”八嶋さんとの再共演はいかがでしたか?

今回、八嶋さんの長ゼリフがあるのですが、すごく滑らかなセリフ回しで次々と言葉が出てくるのがお見事でした。

丸子自身はあとで気づくのですが、セリフの裏には丸子への愛情があったりして、またもや心をくすぐられてしまいました(笑)。

――丸子は衆議院議員2期目に入りましたが、演じる上で意識されたことは?

2期目を迎えてますます充実した気持ちと、やはり常に国民目線で国民の笑顔と幸せをいちばんに願っているという気持ちを変えずに演じました。

――第2弾のみどころを教えてください。

第1弾であんなに意気投合した丸子と幸田秘書ですが、今回は2人の間に隙間風が吹きます。

また、丸子はたおやかな女性ですが、今回も政界にハリケーン級の大嵐を巻き起こします。ぜひ第2弾もどうぞ楽しみにしていてください。

◆八嶋智人 コメント(全文)

――第2弾のオファーを受けたときの率直なお気持ちを教えてください。

沢口さんもおっしゃっていますが、やっぱり僕のまわりでも第1弾はとても評判がよかったです。新型コロナウイルスに翻弄された時期だからこそ、さわやかで誠実な物語がみなさんの心に響いたのかなと思いました。

第2弾が早々に決定したのは率直にうれしかったですし、やっぱり沢口さんにまたお会いできるのが何よりもうれしかったですね。

――沢口さんとの再共演はいかがでしたか?

舞台ではじめてご一緒したのは20年以上前ですが、沢口さんは何ひとつお変わりない。外側はもちろん心も内臓もすべて美しい方なのだと思います。それに、なんといっても沢口さんがいると現場がパッと明るくなって、作品に向かうみんなの気持ちがひとつになるんです。

この丸子というキャラクターも、沢口さんのお人柄が反映されていて、政治を題材にしたドラマで軽やかさと誠実さを感じられるなんて、本当に稀有なこと。あらためて沢口さんって素敵な人だなと思いましたし、尊敬の念を抱きました。

でも…おもしろいことなんて何もしていないのに僕を見るだけで笑うのはやめていただきたいです(笑)。

――丸子は衆議院議員2期目に入りましたが、演じる上で意識されたことは?

実際に“魔の2回生”とよばれた方々がいらっしゃいましたよね。魑魅魍魎に取り込まれてしまったのか、ご自身が慢心してしまったのか…。

そうならないよう丸子さんにも注意喚起しておかなきゃという、幸田の秘書としての使命感が強く出すぎてしまったことが今回のストーリーにつながっていきます。

――第2弾のみどころを教えてください。

やっぱり沢口さん演じる鳳丸子という人間の“強さ”かな。丸子先生にはどんな圧力がかかっても意志を曲げない強さがあり、“強い人”は“やさしい人”なんだなと感じます。

誰もがそうありたいと願いながらもなかなかできないことを体現してくれているドラマです。見終わったときに心にさわやかな風が吹くと思いますし、今の世の中とどう自分が関わっていくのかを考えるきっかけになる作品ですので、ぜひご覧いただき何かを感じていただけたらうれしいです。

※番組情報:ドラマスペシャル『お花のセンセイ
2021年12月23日(木)午後8:00~午後9:48、テレビ朝日系24局

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