天海祐希と桃井かおりの緊張感あふれるハイジャックシーンに「迫力がすごい」

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天海祐希が主演を務める木曜ドラマ『緊急取調室』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00~)の第1話が、7月8日に放送。天海演じる叩き上げの取調官・真壁有希子と、桃井かおり演じる伝説の活動家の火花を散らすやり取りに、SNS上では絶賛の声が上がった(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」の活躍を描く人気刑事ドラマの第4シーズン。第1話では、北海道警察へ出張することになった有希子の搭乗した飛行機内でハイジャックが発生する。

犯人は、国民青年派の大國塔子(桃井)と名乗る活動家。現政権を打破するために決起したという。機内には、国土交通省副大臣の宮越肇(大谷亮平)も乗り合わせており、塔子はCAに毒薬の入ったインスリンポンプを押し付けながら、宮越を呼ぶように要求。汚職疑惑の真相を本人の口から語らせようとする。

真壁有希子(天海祐希)と大國塔子(桃井かおり)は搭乗直前に出会っていた
真壁有希子(天海祐希)と大國塔子(桃井かおり)は搭乗直前に出会っていた

有希子はCAの代わりに自分が人質になることを申し出るが、塔子はこれを拒否。さらに塔子は、仲間が宮越の第一秘書官である東修二(今井朋彦)のカバンに爆弾を入れたことを明かす。宮越の代わりにやって来た東は、カバンの中の爆弾を見て逆上。塔子に飛びかかり、毒薬を刺されてしまう。今度は有希子と塔子がもみ合いになり、警乗警察官の山上善春(工藤阿須加)が発砲。そこにテロ対策部隊が突入し、事態は収束する。

事件後、警察は爆弾が爆発物処理班の処理中に爆発したと発表するが、有希子は、起爆装置がついていなかったことや液体爆弾の粘度が足りなかったことなどから、東のカバンに入っていた爆弾は偽物だと主張。公安部すらも爆弾が偽物だと認めず、すでに爆破済みだと言い張ることに疑問を抱いた有希子たちキントリチームは、独自に調べを進める中で、東のカバンには宮越の汚職の証拠が入っていたことを突き止める。

「このハイジャックには間違いなく裏がある」と確信した有希子は、塔子の口から爆弾が偽物だったと証言させるために、塔子の取り調べを決意。そんな中、キントリの管理官である梶山勝利(田中哲司)から、9月末をもってキントリが解散することを告げられる。

菱本進(でんでん)、小石川春夫(小日向文世)、真壁有希子(天海祐希)
菱本進(でんでん)、小石川春夫(小日向文世)、真壁有希子(天海祐希)

タイムリミットが迫る中でキントリチームが真相の解明に動いた今回。事件の発端となったハイジャックのシーンでは天海と桃井の演技合戦が繰り広げられ、SNS上では「かっこいい女性二人の共演はいいね~」「桃井×天海の迫力がすごい」「ワクワクが止まりません」などのコメントが寄せられた。

7月15日放送の第2話では、有希子らによる塔子の取り調べが行われる。

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