天海祐希、速水もこみち特製ドーナッツを大絶賛「美味しかったです」

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天海祐希が主演を務める木曜ドラマ『緊急取調室』(テレビ朝日系、7月8日スタート、毎週木曜21:00〜※初回拡大スペシャル)の制作発表会見が7月3日に行われ、主演の天海を筆頭に、田中哲司速水もこみち鈴木浩介工藤阿須加塚地武雅でんでん小日向文世が登壇した。

同ドラマは、天海演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーと共に、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる。

前シーズンの放送から2年――久々に顔を合わせたキントリ・チームだが、仲の良さは健在。会見でも「年齢層が高いので、前回はお墓の話をしてたけど、今回は仏壇の話になっていました(笑)」(田中)、「田中さんと工藤さんが撮影現場で普通に、コヒさん(小日向)から育ったメダカをいただいて、また育てるという“メダカの引き渡し”が現場で行われているんですね。縁日みたいな感じ。メダカの輪が広がってます!」(鈴木)、「とにかく皆さん、おしゃべり。本番直前までバーッとしゃべっていて、男性陣が天海さんに『ちょっと! 撮影始めるよ!』って怒られてます(笑)」(塚地)など、和み度がハンパないエピソードが続々と飛び出した。

もちろん、このチームワークが撮影にもたらす効果は絶大! 天海も「皆さんにたくさん助けていただいてますし、安心して現場にいられるんですよ。本当にありがたい」と、充実した撮影の日々を明かした。しかも、第4シーズンは初回から、50年の沈黙を破ってハイジャック事件を起こした伝説の活動家役で、桃井かおりもゲスト出演。天海演じる有希子を相手に、最高にヒリヒリする心理戦を展開し、視聴者の度肝を抜きまくることに……! 天海も会見で、感慨深げに「取り調べのシーンは長回しで1回で撮ったので、途切れることなく、お互いにやり合うことができたんです。何とも言えない空間で、濃密な時間でしたね」と振り返り、「すごい経験をさせていただきました!」と力強くアピールした。

また、会見の模様が、七夕の7月7日(水)20時から「テレビ朝日公式LINE」「YouTubeテレビ朝日チャンネル」「ABEMA」「TELASA(テラサ)」でも配信されることもあり、会見では特別に、キャスト陣が短冊にしたためた願い事も披露。いつも周囲への気遣いを忘れない天海の願い事は「みんな笑顔!! 世界平和」。コロナ禍において「世界中の人がいま同じように危機を感じ、乗り越えようとしている……そんな連帯感を感じたんです。なるべく早く、みんなで笑顔になれるような日が来るといいな、と思いました」と天海。ほかのメンバーからも次々と、個性が光る短冊が披露されていったのだが、 ここで思わぬ奇跡が! なんと、でんでんが「キントリ好視聴率/大谷翔平ホームラン王」、小日向が「緊取高視聴率/大谷翔平ホームラン王」と、“好”と“高”の違いはあるものの、まさかのドン被り状態で、ほかのキャストたちも「気持ち悪っ!」「付き合ってんじゃないの!?」と総ツッコミ。

また、天海は第4シーズンの撮影中に“もうひとつの願い事”を、料理が得意な速水に託していたそう。その願い事とは「頭を使う撮影だから、昼食や夕食を食べてもお腹が減っちゃうので、手軽につまめて、腹持ちのいい軽食を作ってほしい!」。しかも、「座長の思いに応えたい」と燃えた速水が会見当日、早々に立ち上がることに! 会見開始時刻の5時間前=朝10時から丹精を込めて作った特製ドーナツを、会見で振る舞ってくれることに。

実をいうと、ドーナツは劇中でキントリ・チームと桃井演じるキャラクターをつなぐアイテム。そんなこともあり、速水は今回「天海さんも女性、さらに“桃”井ということで、ピンクのルビーチョコレートをベースにした」といいます。ラズベリーやシュガースプレー、ミント、レモンやオレンジの皮もあしらわれた華やかなドーナツを、会見開始前に試食した天海は「甘いだけじゃなくて、ほの酸っぱい。いろんな味が感じられて、美味しかったです」と大絶賛。会見中に試食した田中&でんでん&小日向からも「酸っぱい感じがいい」「もちもち感がすごい!」「今ハマってるウイスキーに合わせたい」と大好評で、速水のテンションもうなぎのぼり!「『この味、ドーナッてるの!?』ってなったら、どうしようかと思ってたんですけど(笑)、うれしかったです」と、急に思い付いたダジャレを投下しながら、喜びを表現し、天海らからすかさずツッコミを入れられる一幕も。

さらに、第4シーズンの主題歌が、緑黄色社会が書き下ろした「LITMUS」であることが発表された。会見では緑黄色社会からのメッセージVTRが流れ、「“誰もが持っていないように見えて、誰もが持っている秘密”をテーマに書き下ろしました」という彼らの思いを真摯に受け止めた天海。「若い世代の方から『キントリ』の世界を見たときに、『こういう表現方法があるのか!』と。揺れる思いが描かれた、すごく切なくてカッコイイ曲です」と感激しきりだった。

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