「ハーバード卒のヒモ」が人気コメンテーターになったキッカケ

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若林正恭オードリー)と弘中綾香アナウンサーが司会を務める『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系、毎週月曜23:15~)。6月21日の放送では、「高校を退学した不良なのに、自身のパンクバンドの宣伝のため東大とハーバード大学に同時合格した天才」モーリー・ロバートソンが登場した。

学生時代、規律に厳しい日本の男子校と自由奔放なアメリカの学校を何度も行き来したモーリーは倫理観が崩壊し、パンクロックに傾倒。当時“不良の音楽”とされていたことを逆手に取り、「パンクロッカーが東大に合格したら宣伝になるのでは」と受験勉強を開始。東大にとどまらず、ハーバード大にも同時合格の快挙を果たす。

目論見通りに大注目されたモーリーだが、恐れをなしたメンバーによってバンドから除名され、事務所も退所。東大も3か月で退学してしまう。その後、アメリカへ渡ったモーリーは、なんと「魔術」に傾倒。「スピリチュアルなエネルギーは普通に仕事をしていると失っちゃう」という理由で“ヒモ生活”をしていたというエピソードに、若林は「かつているのかな? ハーバード大卒のヒモって」と面食らう。

その後、日本に帰国したモーリーは、仕事で担当した翻訳のセンスを買われ、突如ラジオの帯番組パーソナリティに抜擢。「魔術とか占いとか、スピリチュアル全開のトーク」と「批判を恐れない痛快なコメント力」で大ウケし、コメンテーターとして活躍するようになったという。

インターネット上では「自己プロデュース力が凄い」「パワーワード多すぎ」と、驚きの声が相次いだ。

次回6月28日の放送では、「宝塚歌劇団にトップスターを目指して入団したのに、ひたすらおじさん役をやり続けそのまま引退した人」「なかやまきんに君と関わるたびに人生に幸運が訪れる人」が登場する。

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