田中圭&中村倫也が“生き別れの兄弟”を熱演「最強のエモ兄弟」

公開: 更新:

田中圭中村倫也が出演するドラマスペシャル『不協和音 炎の刑事 VS 氷の検事』(テレビ朝日系、2020年)が、民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」にて期間限定で配信されている。今や映画やドラマに欠かせない俳優となった二人が見せる、“生き別れの兄弟役”の熱演に注目だ。

本ドラマは、大門剛明の同名小説を実写化した作品。元刑事・大八木宏邦(丸山智己)を父に持つ生き別れの兄弟、川上祐介(田中)と唐沢真佐人(中村)が、ともに刑事、検察官として21年ぶりに再会。数々の困難に直面しながら、難事件に挑んでいく。

30歳を過ぎ、新米刑事として配属された祐介。ペアを組む警部補・小寺順平(杉本哲太)は、妻殺しの容疑者・城崎知也(岡部たかし)に「妻が最後まで持っていた」と偽った写真で自白を引き出すが、城崎の担当弁護士・宇都宮実桜(趣里)は「『大八木捜査法』で自白させたのではないか」と小寺を糾弾。「大八木捜査法」とは、自白強要で冤罪を生み出したとされる祐介の父・大八木を揶揄する言葉だった。

その後、事件の担当検事が倒れたという知らせが。城崎も、起訴の決め手となる遺体の遺棄場所を黙秘し、捜査の雲行きが怪しくなる。なんとか起訴に持っていこうと証拠集めに奔走する祐介だったが、事件は不起訴に。納得の行かない祐介は単身検察庁に乗り込み、真佐人に食ってかかるが、真佐人は調書の不審点を指摘し、「これは虚偽だ」と冷たくあしらう。はたして事件の行方は……。

中村演じる真佐人の、「オッケー、川上巡査部長。ここから出ていって」など独特の台詞回しに、インターネット上では「絶妙な嫌味っぷり」と感心の声が。その一方で「今見ると大好きがいっぱい詰まってる」「最強のエモ兄弟」と、二人の熱い演技を絶賛する声が上がっていた。

なおTVerでは「これぞTVer!傑作ドラマ特集」と題し、話題となった作品を続々配信している。

PICK UP