松坂桃李“桃地”、井浦新“オジ巴”への号泣告白に「美しくて切ない」

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松坂桃李が主演を務めるドラマ『あのときキスしておけば』(テレビ朝日系、毎週金曜23:15~)の第7話が、6月11日に放送。インターネット上では、ラストの告白シーンに多くの反応があった(以下、ネタバレが含まれます)。

壊滅的にポンコツなスーパーの従業員・桃地のぞむ(松坂)はある日、大好きな漫画の作者・唯月巴(麻生久美子)と出会い、友だち以上恋人未満な関係になるも、巴は不慮の事故で帰らぬ人に。悲しみに暮れる桃地の前に現れたのは、巴の魂だけが乗り移ってしまった見知らぬおじさん(井浦新)だった。桃地はおじさん(田中マサオ)=“オジ巴”を受け入れるのか? 大石静脚本で描かれる衝撃の“入れ替わり”ラブコメディ。

桃地がオジ巴にキスをしようとしたそのとき、相手の態度が豹変。キスを拒み「あんた誰だ?」「ここは沖縄か?」と戸惑っている。“田中マサオ”に戻ってしまったのだ。それからというものの、1人の体にオジ巴と田中が同居。田中は、桃地のフォローもあって、帆奈美(MEGUMI)たちとの関係性を取り戻していく。

そんな中、“オジ巴”に電話で呼び出された桃地。走って向かいながら“あのとき、キスしておけば、こんなことにはなっていなかったんだろうか”と考える。絆創膏を貼った思い出の場所へ向かうと、オジ巴が立っていた。

オジ巴は、開口一番「別れてくんない? この世界にいられる時間。ちょっとしかないと思うんだよね。だから、残っている時間は『SEIKAの空』を描く時間に使いたいの。漫画家の矜持として」という。桃地も、ファンもアンチもみんな待っている最終回まで、何としてでも描くと決意していると言うのだ。

しかし、桃地は「ふざけないでください!」と声を荒げる。「SEIKAの空」はもちろん読みたいが、そのウソは信じない。

「仕事をとるか、僕をとるかなんて、勝手に決めないでください。僕は漫画家の蟹釜先生も巴さんも全部ひっくるめて好きなんです。だから『別れよう』なんて言われても、意味わかんないです。先生にたくさん好きだって言われたい。僕も先生にたくさん好きだって言いたい。僕たちがおじいさんとおばあさんや、おじいさんとおじいさんになっても、ずっと一緒にいたい。巴さんが好きです。好きです。好きです……。愛しています」

桃地のぞむ(松坂桃李)、唯月巴(麻生久美子)
桃地のぞむ(松坂桃李)、唯月巴(麻生久美子)

そんな告白に“巴”として涙を流す彼女。「そんなこと言わないで……。私だって同じよ。別れたくなんかないよ。桃地と一緒にいたいよ!」と返す。「僕、先生とキスしたいです」「いちいち断るなバカ」とやりとりしたあと、桃地は、巴とオジ巴にキスをした。

ネット上では、最後のシーンに「美しくて、そして切ない。とても素敵なシーンでした」「桃李さんの繊細な演技がほんと好き」「桃地の決死の告白シーンに震えました……釘付けになったとてもとても美しいシーンだった」との声があった。

最終回は6月18日に放送。桃地は「SEIKAの空」が最終回まで一気にアップされていることを知る。

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