玉木宏“漣”、自分の正義をかけ椎名桔平“千堂”と最後の闘いへ!

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玉木宏主演のドラマ『桜の塔』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00~)の最終話が、6月10日に放送される。

本作は、『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(2019年、日本テレビ系)など衝撃作を次々と手掛けてきた脚本家・武藤将吾が紡ぐオリジナルストーリー。警視庁を舞台に、頂点である“警視総監の座をめぐる出世争い”を通した野望と正義が入り乱れる究極の人間ドラマ。玉木が演じるのは、幼少期の“ある出来事”が火種となり、権力を手に入れることを渇望するようになった警視庁捜査共助課の理事官・上條漣。漣の幼馴染で、正義感に燃える警視庁捜査一課の水樹爽を広末涼子が演じる。

前回放送された第8話では、漣の父親代わりでもあった刈谷銀次郎(橋本じゅん)が、千堂大善(椎名桔平)を刺し逃走。その後、射殺体となり発見される。しかし、生前、クラブSのママ・志歩(高岡早紀)に、23年前の拳銃横流し犯に関する“あるもの”を託していて……。

<最終話あらすじ>
次期警視総監の座を狙う副総監・千堂大善(椎名)を失脚させると誓って5年――。息をひそめ機会を狙い続けてきた上條漣(玉木)は、新派閥「改革派」を立ち上げ、千堂にふたたび宣戦布告。そんな中、千堂を襲った元警察官で、漣の父親代わりでもあった刈谷銀次郎(橋本)を殺害した犯人に仕立て上げられ、廃校の屋上へ逃げ込んだ元銀行強盗犯・蒲生兼人(森崎ウィン)が、SATの狙撃をかわそうとして転落。意識不明の重体に陥った。

そもそもは千堂が、蒲生を射殺して被疑者死亡で事件を終わらせようとしたのだろう……。そう確信した漣は、千堂に「また得意の妄想か」と一蹴されるも、一分も怯むことなく「あなたを倒すため悪魔に魂を売った……。なぜ5年間も沈黙を続けたのか、その答えがもうすぐ明らかになる」と宣告。私利私欲のために権力を求め、入庁以来“サッチョウ(=警察庁)の悪魔”と呼ばれてきた千堂。そして、“本来あるべき警察の姿”を取り戻すために“サッチョウの悪魔”となった漣――2人の“最後の闘い”がついに始まった!

ところがその矢先、よもやの事態が起こる。秘密裏に刈谷殺しの捜査が行われる中、ある意外な人物が自首したのだ。混乱を極める警視庁。漣の幼馴染である警視庁捜査一課主任・水樹爽(広末)は、裏で漣が一枚噛んでいるのではないかと疑い、真実を解き明かすため、取り調べを開始する。

5年の歳月を経て明かされる、漣が沈黙し続けた理由、そしてこれまでに起こった全事件の真相。さらに、最後に警視総監レースを制する人物とは一体……!? 登場人物それぞれの“正義”がしのぎを削る中、次々と押し寄せる驚天動地の新展開が繰り広げられる。

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