白濱亜嵐“隆治”、がん患者との別れに号泣「命の重さ、大切さを改めて感じる」

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白濱亜嵐EXILEGENERATIONS from EXILE TRIBE)が主演を務める土曜ドラマ『泣くな研修医』(テレビ朝日系、毎週土曜23:00~)の第7話が、6月5日に放送。インターネット上では、主人公が直面する初めての経験について多くの声が集まった(以下、ネタバレが含まれます)。

鬱陶しいほどの熱い情熱をもって、一人前の医師になることを目指す雨野隆治(白濱)が、現実に打ちのめされ、葛藤し、幾度となく涙を流しながら、それでも“医師”という職業への強い思いと熱意を失わず、同僚の研修医たちとともに成長していく姿を描く青春群像劇。

石井(須賀健太)を見守る隆治(白濱亜嵐)
石井(須賀健太)を見守る隆治(白濱亜嵐)

病室で末期がん患者の石井直太朗(須賀健太)を見守る隆治。これまでのことを思い出して涙を流していると、石井から筆談で「なくなよ」の一言。その言葉にまたも涙が止まらなかった。

その後、容態が急変。皆が見守る中、石井から「そろそろ逝きますね」と声をかけられる。隆治は彼から手紙をもらっていた。

小学校の文集で「医者になりたい」と夢を掲げ、痛みのない注射の開発、世界中から病気をなくしたいという目標まで書いていたという。「僕は医者にもなれず、志半ばで旅立つことになりそうです。だから、雨野先生に僕の夢を託してもいいですか? 世界中から病気をなくしてください。1人じゃ荷が重ければ、大切な仲間と。僕も空から応援します。あなたならできる気がします。壮大でささやかな最後のお願いです」と綴られ、最後に「本当にありがとう」という感謝まで……。

石井が天国に旅立った。外科医の佐藤玲(木南晴夏)から「まだ終わったわけじゃないよ」と言われ、呼吸停止、心停止の確認。一筋の涙を流しながら「お亡くなりになりました」と述べた。

石井(須賀健太)の最期に立ち会った隆治(白濱亜嵐)
石井(須賀健太)の最期に立ち会った隆治(白濱亜嵐)

石井の父親の、叫びにも似た泣き声が病室にこだまする。廊下へ出た隆治に、消化器外科の副部長・岩井智也(高橋和也)は「お前が、お看取りを体験してから言おうとしていたことがある。病院の主役は医者じゃない。患者だ。俺が医者として一番得たことは、患者たちから生き方を教えてもらったことだ。だから……泣くな研修医」と声をかけた。

隆治は、石井からの手紙を佐藤に渡す。石井が感謝していたことを伝えると「感謝するのはこっちの方だよ。星になった患者さんがいて、医学はあるんだから」とつぶやく。佐藤がその場をあとにすると、入れ替わるように、川村蒼(野村周平)、滝谷すばる(柄本時生)、中園くるみ(恒松祐里)が彼のもとに。季節は七夕。隆治は、短冊の中にある紙を見つけて号泣する。

ネット上では「石井さん、雨野先生と出会えて幸せだったよね」「命の重さ、大切さを改めて感じる30分でした!」「人生終える時はただ死ぬんじゃなくて石井さんみたいに思いっきり生ききりたい」との声があった。

次回は6月12日に放送。北村あすか(トリンドル玲奈)が腹痛で診察にやってくる。

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