白濱亜嵐“隆治”が認知症患者に向き合う姿に反響続出「いろいろ考えさせられた」

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白濱亜嵐EXILEGENERATIONS from EXILE TRIBE)が主演を務める土曜ドラマ『泣くな研修医』(テレビ朝日系、毎週土曜23:00~)の第3話が、5月8日に放送。インターネット上では、患者の治療方針を巡るストーリー展開に様々な反応が寄せられた(以下、ネタバレが含まれます)。

鬱陶しいほどの熱い情熱をもって、一人前の医師になることを目指す雨野隆治(白濱)が、現実に打ちのめされ、葛藤し、幾度となく涙を流しながら、それでも“医師”という職業への強い思いと熱意を失わず、同僚の研修医たちとともに成長していく姿を描く青春群像劇。

胃がんで入院している87歳の患者・森山(品川徹)から病状などを聞き取るアナムネを任された隆治だったが、森山が認知症を患っていることもあり、うまくいかずに看護師の吉川文枝(西尾まり)を頼ってしまう。

カンファレンスでは吉川が森山の付添だったヘルパーに聞いた情報を元に現状を報告し、胃の一部を切除する手術を提案する隆治。しかし、消化器外科の副部長・岩井智也(高橋和也)は森山が認知症で身寄りがなく、術後管理もままならないことを理由に、積極的な治療を行わず、症状の緩和のみを行うBSC(ベストサポーティブケア)の方針で行くという。

佐藤玲(木南晴夏)、雨野隆治(白濱亜嵐)
佐藤玲(木南晴夏)、雨野隆治(白濱亜嵐)

納得のできない隆治は外科医の佐藤玲(木南晴夏)に対し、「本人が意思表示できないからって、BSCの方針を決めるのは医者のエゴではないでしょうか」と意見するが、佐藤は一人暮らしでボロボロになっている森山の身体の状態を隆治に伝え、「森山さんはね、一人で生きていくために今日まで散々戦ってきたの。その事実を見ようとしないで、まだ戦い続けろっていうの、あんたのほうがエゴなんじゃないの」と一蹴。その言葉に何も言えなくなってしまう隆治だったが、それでもBSCの方針を受け入れることができなかった。

しかし、依然として森山とは会話が成り立たないまま。隆治は森山のベッド脇に置かれた将棋大会の優勝トロフィーを眺めながら、「こんな時代もあったんだ」と感傷に浸る。そんな中、森山が深夜にベッドの上に立ち上がろうとして転倒してしまうトラブルが発生。森山の行動の意味を考えていた隆治は、同期の川村蒼(野村周平)と滝谷すばる(柄本時生)がハマっている将棋をヒントに、森山が立ち上がろうとした理由にたどり着く。

雨野隆治(白濱亜嵐)
雨野隆治(白濱亜嵐)

言葉が通じなくても、医師として患者に向き合おうとする隆治の姿にインターネット上では反響が続出。「とても感動しました!」「パワーもらえる」「いろいろ考えさせられた」などのコメントが寄せられた。

次回は5月15日に放送。がんの影響による腸閉塞が原因で胃管を入れることになった石井(須賀健太)に、隆治はある嘘をついてしまう。

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