玉木宏“漣”の悪上司を問い詰めるシーンに「スッキリ」岡田健史“富樫”の恋の嫉妬は癒しに…

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玉木宏主演のドラマ『桜の塔』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00~)の第3話が、4月29日に放送。インターネット上では、悪に立ち向かう玉木とある人物の“監視”のほっこりシーンに注目が集まった(以下、ネタバレが含まれます)。

『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(2019年、日本テレビ系)など衝撃作を次々と手がけてきた脚本家・武藤将吾が紡ぐオリジナルストーリー。警視庁の頂点である“警視総監の座”をめぐる出世争いを軸に、野望と正義が入り乱れる究極の人間ドラマを描く。玉木が演じるのは、幼少期の“ある出来事”が火種となり、権力を手に入れることを渇望するようになった警視庁捜査共助課の理事官・上條漣。漣の幼馴染で、正義感に燃える警視庁捜査一課の水樹爽を広末涼子が演じる。

警視正に昇進し、警務部に配属された漣。警務部長・吉永晴樹(光石研)から“警察の中の警察”と呼ばれる監察官のポストを与えられた。まず彼が当たったのは拳銃の横流しだ。新潟で見つかった拳銃が、都内の暴力団から押収したものに紛れ込んでいた。警視庁内部の人間が暴力団に売りさばいたとみて間違いない。主犯は誰なのか、漣が調査することになった。

元上司の千堂大善(椎名桔平)は、派閥の違う漣を監察官にしたのには何か理由があると推測。上層部の弱みをつかむまたとないチャンスだが「あまりのめりこむなよ。今のお前さんに監察官の仕事は手に余る」と指摘があった。

漣は、事件を担当した水樹班のメンバーが怪しいと睨む。爽に話を聞くと、押収品保管倉庫に拳銃を届けたのは、高杉賢剛(長谷川朝晴)と轟啓一(駒木根隆介)だという。以前、拳銃を突きつけたこともあってあまりいい雰囲気ではない漣と爽だが「2人の疑いを晴らすためなら協力は惜しまないはずだ」と漣。爽は「ムカつく」と言いながらも2人の情報を語り出す。高杉はギャンブルで借金、轟は以前に組織犯罪対策部におり、反社と繋がりがある。よって、どちらの仕業でもおかしくない。漣は現行犯で捕まえるために、罠を仕掛けることにした。

爽(広末涼子)
爽(広末涼子)

漣と爽の関係が気になっているのは富樫遊馬(岡田健史)。2人を尾行して監視していたものの、すぐに漣に見つかってしまう。取り押さえられると「監視なんて誤解です! ただ、2人のことが気になって!」と富樫。さらに「付き合っているんじゃないかって……」と言い、2人を呆れさせた。

警務部に所属する同期の馳道忠(渡辺大知)のもとに向かう漣。高杉と轟のことを詳しく調べてもらうためだ。その後、横流しした人物が罠にかかった。連行していると馳から着信。ある悪事を上司の吉永に押し付けられていた馳は、漣に資料を送り「君がなぜ監察官に選ばれたのか分かるはずだ」とポツリ。その意味とは?

良心の呵責に苛まれた馳が自殺未遂を起こした。怒りに震えた漣は、馳からもらった証拠をもとに吉永を問い詰める!

漣(玉木宏)
漣(玉木宏)

ネット上では、漣が悪を追い詰める様子に「すごくスッキリした」「悪を懲らしめる爽快感がたまらない」、また富樫の暗躍には「癒しの存在、かわいい遊馬」「嫉妬してるの本当可愛い」との声があった。

次回は5月6日に放送。今回の拳銃横流しを裏で操っていた人物が判明。漣は問い詰めるが……。

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