玉木宏“漣”、連続通り魔事件の社会的反響を大きくしようと画策!

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玉木宏主演のドラマ『桜の塔』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00~)の第2話が、4月22日に放送される。

本作は、『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(2019年、日本テレビ系)など衝撃作を次々と手掛けてきた脚本家・武藤将吾が紡ぐオリジナルストーリー。警視庁を舞台に、頂点である“警視総監の座をめぐる出世争い”を通した野望と正義が入り乱れる究極の人間ドラマ。玉木が演じるのは、幼少期の“ある出来事”が火種となり、権力を手に入れることを渇望するようになった警視庁捜査共助課の理事官・上條漣。漣の幼馴染で、正義感に燃える警視庁捜査一課の水樹爽を広末涼子が演じる。

前回放送された第1話では、漣が非道な人間になってしまった理由や、なぜプロファイリングを習得したのか、父親が何をしたのかといった多くの謎が浮上。インターネット上では「なかなか、闇が深い……そして、面白い!!」「想像の520倍くらい主人公の闇が深かった」「上條は賢いけどかなりヤバい人だと思いました」といったコメントが寄せられた。

<第2話あらすじ>
銀行強盗事件で手柄を立てた警視庁捜査共助課の理事官・上條漣(玉木)は、1日おきに女性たちが矢で襲われるも負傷者はゼロ……という奇妙な連続通り魔事件の捜査指揮を担当。さらに、同期である警備部所属の新垣広海(馬場徹)と警務部所属の馳道忠(渡辺大知)と共に、警視正への昇進候補者にも選ばれる。だが、警視正のポストの空きは2人分。漣の上司である刑事部長・千堂大善(椎名桔平)と、警備部長・権藤秀夫(吉田鋼太郎)、警務部長・吉永晴樹(光石研)は、警視総監・荒牧雄彦(段田安則)に推薦すべき人物を絞るため会議を開くが、いつしか派閥同士の小競り合いに発展し、話し合いは難航。

すると、荒牧が「1週間後に投票で決めよう」と、前代未聞の提案をしてきた! しかし投票者の半数は、吉永率いる「東大派」と権藤率いる「薩摩派」の2派閥に属する者で占められている。言わずもがな、「外様派」である千堂の下にいる漣には極めて不利な状況だった……。それでも野心をたぎらせる漣。彼は連続通り魔事件が社会的に大きな反響を呼べば、捜査指揮をとる自分の評価も上がるとにらみ、静かなる闘志を燃やす。

そんな中、動画サイトでは芸人のMr.予言者(渡部豪太)が、5件目の通り魔事件を予測し、犯行現場に遭遇するところまで配信したことで、ふたたび世間の注目を集める。しかしこれは、すでに犯人および事件の法則を分析し終えていた漣が、裏で仕組んだパフォーマンスだった! そうとは知らず、警視庁刑事部捜査一課の主任・水樹爽(広末)は捜査を続行。一方、犯人に殺意がないと確信する漣は、自らの野望を優先し、さらに世間の反響を大きくしようと画策。犯人を泳がせながら、Mr.予言者を利用し続けることに。ところがその矢先、まったく想定外だった“事件”が起きてしまい……。

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