坂口健太郎、亡き父に教わった“ある”言葉から「自己愛強く生きていこう」と決意

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坂口健太郎が、3月18日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系、毎週月~金曜13:00~)に出演。趣味の椅子集めの話や、忘れられない亡き父の言葉が紹介された。

黒柳徹子から「椅子を集めていらっしゃる?」と話題を振られた坂口は、「家に帰ってふっと力を抜いたときに椅子に体を預けている時間がとっても長いなと思って。だから椅子って家で休息をするのに大事なものだなと」と、椅子が好きな理由とデザインの異なる椅子を8脚持っていると明かす。

中でも、一番のお気に入りは父親から譲り受けた椅子で、クラシック好きな父親が、その椅子に座ってよく楽曲を聴いていたと振り返る。その影響もあり、坂口も台本を覚えたり、何か集中したりするときは、「大体その椅子に座って、揺られながら作業してることが多いかもしれない」と、アンティーク調のロッキングチェアの画像を紹介した。

坂口の父親は数年前、65歳で他界。「小さい頃はなかなか父親の気持ちをわかってあげられなかったんですけど、モデルを始めた19歳頃から距離が縮まり……」と、背格好が似ている父親とは買い物をしたり、洋服をシェアしたりと、大人になってからは仲の良い親子関係だったと語る。

そんな父親の言葉で忘れられないのは、「自分の評価は自分でしなさい」というもの。小さい頃からよく言われていたが、幼い頃は、その言葉の意味や深さが理解できずにいた。しかし、情報があふれ、知らないところでいろいろな出来事が起こる世の中で、「ちゃんと自分が自分の評価をできる人間でいないといけないなっていうのは改めて思いましたね」と、この年になり、その言葉の真意を解釈できるようになったと話す。

それもあり、周囲からは「自己愛が強い」と言われるそう。けれど、坂口自身は、「自分のことをしっかりと愛してあげて初めて僕ではない誰かに愛情を持って接してあげられるなってすごく思うので、自己愛強く生きていこうというのは思っているかもしれないですね」と続け、「その父親の言葉は心の中にすごく残っているなと思います」と締めくくった。

インターネット上では、「坂口くんの自己愛の原点はお父様からの言葉なのね。色んな見方・言葉が飛び交う中で自己評価をして自分を見つめ、よく知ることは人としても俳優としても大切な事だと思う。 凄くステキな回でした」「働き始める前とかその後の家族との過ごし方を聞くたびにとても素敵に育ててもらった人だな~と伝わってくる」「坂口くんの家族の話は聞いていて、いつも幸せな気持ちになる。坂口くんからは育ちの良さと品の良さを感じていて、素敵なご両親とお姉さんと過ごしてきたのが伝わってくる」など、亡き父の言葉や、坂口の品行方正な人柄に対するコメントが寄せられた。

次回3月19日は由紀さおりが出演する。

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