生田斗真“圭佑”の執筆ドラマがついに完結 「登場人物全員に愛があった」と感動の声

公開:

生田斗真が主演を務めるドラマ『書けないッ!? ~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~』(テレビ朝日系、毎週土曜23:30~)の最終話が3月13日に放送。その結末に、インターネット上では「登場人物全員に愛があった」「もう吉丸家に会えないのすっごく寂しい」と感動のコメントが相次いだ(以下、ネタバレが含まれます)。

売れない脚本家兼主夫・吉丸圭佑(生田)のもとに、連続ドラマ脚本執筆のオファーが舞い込むところから物語は展開。テレビ局側から無理難題を押し付けられる圭佑を支えるのは、ベストセラー小説家で一家の大黒柱でもある妻・奈美(吉瀬美智子)。立場は違えど、お互いをリスペクトしあう凸凹夫婦の奮闘と、2人の子供である絵里花(山田杏奈)と空(潤浩)を含めた4人の家族愛が描かれている。

東西テレビのプロデューサー・東海林(北村有起哉)から、ドラマ『富豪教師Q』第9話の脚本をベテラン脚本家の原口正宗(坂田聡)が担当すると告げられた圭佑。打ち合わせの席で東海林らの要望をサクサクとまとめ上げ、「2日で仕上げる」と頼もしく言い切る原口の姿にダメージを受け、米虫メンタルクリニックを訪れる。「なんとか7話まで書いて、いま8話まで書いてるんですよ」と愚痴る圭佑に「欲が出てきちゃったんだ」と医師の米虫(矢柴俊博)。「他人と比べても仕方がない。吉丸さんはあなたの世界を、あなたのオリジナリティを追求するべきだ」と力強く励ます。

約束通り2日で原口が上げた『富豪教師Q』第9話の脚本は、打ち合わせで挙がった要望がすべて盛り込まれ、隙のない内容。しかも第1稿にして決定稿となったと聞き、ふたたび圭佑は自信をなくす。それぞれ言えない秘密を抱えたままの家族がため息まじりに夕食を取っていると、突然、『富豪教師Q』主演の八神隼人(岡田将生)が吉丸家を訪れる。突然のできごとに家中がパニックとなるなか、八神は圭佑に「第9話の脚本を書いてほしい」と懇願。原口の書いた脚本は「どこかで見たようなシーンばっか。どこかで聞いたようなセリフばっか。俺がしゃべりたいと思うセリフはひとつもない」といい、「吉丸さんの本には愛がある。神宮寺への愛がある。登場人物全員に愛がある」と告げる。

「いまからでは現実的に無理」と一度は断る圭佑だが、「吉丸さんが書かなきゃ、俺はやらないよ」と八神。「東海林さんに電話してください。いま」と圭佑の背中を押す。圭佑は東海林に電話し、「第9話も僕に書かせてください! 最終話も僕が書きます! 絶対間に合わせますから! 死んでも間に合わせますから!」と電話口で絶叫。気持ちを汲み取った東海林は「わかったよ。君と心中するよ」とゴーサインを出し、圭佑は残された4日間で残りの脚本を書き上げ、東海林ら製作陣に自身のストーリーを披露し──。

角隆史(小池徹平)、東海林(北村有起哉)
角隆史(小池徹平)、東海林(北村有起哉)

ネット上では、圭佑が手掛けた『富豪教師Q』に対し、「9話一発OK!」「熱量が伝わる作品」「吉丸の脚本が愛されてる表れ」と絶賛コメントが多数。また、このドラマ自体に関しても、「それぞれの関係性もとても良い感じで終われたし、一人ひとりのキャラ立ちが最高だった」「もう吉丸家に会えないのすっごく寂しいと思うほど面白かった!! みーんないい人たちで可愛くて楽しくて心に響いたドラマ」「登場人物全員に愛があってそういうドラマがやっぱり好きだなと改めて思えました」などの反応があった。

PICK UP