「才能ゼロから35歳で全日本選手権出場」の激レアさん登場!卓球ファーストの半生に「メンタルお化け過ぎる」

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若林正恭オードリー)と弘中綾香アナウンサーが司会を務める『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系、毎週月曜23:15~)が、3月1日に放送。この日は、“センスゼロなのに25年間卓球を頑張り続けたら35歳で奇跡的な大快挙を成し遂げた人”ことイワキさんが登場。インターネット上では「素直にかっこよくて感動しちゃった」「メンタルお化け過ぎる」と感心の声が上がった。

同番組は、あまりにも珍しい“激レア”な体験を実際にした「激レアさん」をスタジオに集め、その体験談を紐解いていくトークバラエティ。この日は客員研究員として安達祐実吉村崇平成ノブシコブシ)が出演した。

10代や20代の若いトップランカーがしのぎを削る全日本卓球選手権に、35歳という年齢で異例の初出場を果たしたイワキさん。しかしそこまでの25年間にわたる卓球人生は、才能とは程遠いものだったという。小学5年生で卓球部に入部し「秒でハマった」というイワキさんは「寝ても覚めても卓球してたいねん!」と父・ユタカさんを泣きながら説得。将来イワキさんを弁護士にすることが夢であったユタカさんは「スポーツに熱中することが将来の司法試験に役立つのではないか」と、自宅に卓球台を購入してくれたという。

父親を巻き込み、ますます卓球に邁進するイワキさん。しかしチームメイトとの練習中、自分だけスマッシュが遅いことに気づいてしまったという。しかし「どうやったら勝てるかを考えるのが楽しい」「もっと練習する理由ができた」と、負けることをむしろ面白がっていたといい、若林は「面白いな〜」と深く感心する。

中学入学後は、夕方から深夜まで卓球の練習に没頭するが、一向に球速が上がらない。「自分には卓球の才能がない」という残酷な現実に気づき、落ち込むかと思いきや、卓球以外の分野で恐るべき才能を発揮し、大学受験に向けた全国模試では1位を獲得。「一回大学行って卓球部入ろうと頑張ったら、勉強のほうが結果が出た」とはにかむイワキさんに、若林が「そしたらもう(行く道は)勉強なんだって」と呆れ顔で突っ込む。

その後、神戸大学法学部に入学したイワキさんは、合格発表を見届けたその足で卓球部に入部。卓球三昧の日々を過ごすが、弁護士を目指して取り組んだ司法試験では成果が出せず、付き合っていた彼女にも愛想を尽かされてしまう。父の願いであった弁護士の道を諦め、市役所に就職したイワキさんだったが、在職しながら参加した予選大会は13年間ずっと惨敗続き。イワキさんは思い切って市役所を退職し、投資で生計を立てながら、朝から晩まで卓球三昧の生活に打ち込む。

そんなある日、テレビの野球中継で元オリックス・星野伸之投手の「スローカーブ」投法を目にしたイワキさんは「自分の欠点である遅い球を必殺技にしたらどうなるだろう」と着想し、1年間猛特訓。その後、全日本卓球選手権出場まであと3人というところまで勝ち進んだイワキさんの身に、ある奇跡が訪れる。

自分の才能の無さを猛烈な努力でカバーしたイワキさんの生きざまに、ネット上では「素直にかっこよくて感動しちゃった。すごいなあ」「マジでかっこいいな。勇気もらった。尊敬します」「メンタルお化け過ぎる」と称賛の声が。卓球以外でつぎつぎと発揮されたイワキさんの“才能”にも「卓球以外のことに夢中になってたら別の方向で激レアさんになってたであろう」と感心の声が上がっていた。

次回3月8日の放送には、“酔っ払ってネットオークションした結果、朝起きたら消防車を購入してた人”が登場する。

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