松本人志も太鼓判!リングをめぐる元プロレスラーの物語に「プロレス回にハズレなし」の声

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ダウンタウン松本人志が局長を務める『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ、毎週金曜23:17~ ※関西ローカル)が、2月26日に放送。元プロレスラーからの「自分の夢にけじめをつけたい」という依頼に、インターネット上では感動の声が上がった。

同番組は、視聴者から寄せられた依頼に基づいて、松本探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事を徹底的に追求する娯楽番組。秘書はABCテレビの増田紗織アナウンサーが務め、石田靖カンニング竹山たむらけんじ真栄田賢スリムクラブ)、澤部佑ハライチ)、橋本直銀シャリ)が探偵として出演した。

今回の依頼は、大阪府の会社員・澤井さんからの「プロレス用のリングを自らの手で処分するので、その手伝いをしてもらいたい」というもの。実は13年前までプロレスラーだった澤井さんは、「引退後に自分のリングを持って、子供たちに指導する」という夢を実現するために、3年前に念願のリングを購入。しかし、昨年、前々から違和感があった左膝の手術をして人工関節を入れることになり、子供たちに指導することはおろか、軽い運動をすることもできなくなってしまったという。

澤井さんは自分の夢に区切りをつけるため、部屋に保管しているリングの鉄柱やロープを思い切って処分することを決意。探偵の竹山は、“けじめ”として自分の力でリングを外に運び出したいと願う澤井さんの意思を汲んで、その一部始終を見守ることになった。

実は、澤井さんは2008年にも番組に出演。番組内でプロレスラーの佐々木健介と引退試合を行い、現役生活に幕を下ろしている。今回も「自分の手で夢を終わらせたいんです」と意気込む澤井さんに、竹山は「人生の節目、2回ともナイトスクープですけど」と問いかけていた。

こうして、まずは1本40kgもある鉄柱を澤井さん1人でマンションの部屋から運び出し、車に積み込むために駐車場へ持っていくことに。「前は簡単に持てた」という澤井さんだったが、やはりかなり重いようで、時間をかけて汗だくになりながら、運び出していた。

そして、4本ある鉄柱を全て自力で運び出した澤井さんに、番組がサプライズ。プロレス団体・ドラゴンゲートの敷地内に澤井さんのリングが設営された。一度も陽の目を見ることのなかったリングの本来の姿を見た澤井さんは「こういう形でみなさんに見ていただいて、リングもよろこんでいると思います」と感動。さらに、リングは処分されることなく、ドラゴンゲートが引き継ぐことに。これには局長の松本も「いや、よかった!」と喜んでいた。

リングをめぐる男の生き様に迫った今回。ネット上では「ナイトスクープのプロレス回にハズレなし」「また名作が誕生」「可能なら使ってもらえたらいいなぁと思ってたけど、使ってもらえることになってよかったわ」などのコメントが寄せられた。

次回は3月5日に放送される。

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