高畑充希演じる真空、母親に病気を告白できない理由に「ジーンときた」「深い」

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高畑充希主演の『にじいろカルテ』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00〜)の第6話が、2月25日に放送。インターネット上では、高畑演じる紅野真空の告白に多くの反応があった(以下、ネタバレが含まれます)。

東京の大病院から虹ノ村診療所で働くことになった多発性筋炎を抱える内科医・紅野真空(高畑)が、ひょんなことから“オレ様外科医”浅黄朔先生(井浦新)といじられキャラの看護師・蒼山太陽(北村匠海)とシェアハウスすることに。普通の医療ドラマとは一線を画す、ちょっとダメで人間臭い医者たちが、個性豊かな村人たちとともに困難に立ち向かう物語。

真空(高畑充希)は診療所で倒れてしまう
真空(高畑充希)は診療所で倒れてしまう

緑川嵐(水野美紀)の娘・日向(中野翠咲)は一人で走っていた。転んで泥だらけになっても、半ベソになっても、どこかに向かっている。道中、畑仕事をしているじじーずの白倉博(モト冬樹)、筑紫次郎(半海一晃)を見かけるが、彼女なりのセンサーが働く。二人ともに“れべる1”で「きたない」「くさい」「うるさい」うえに「やくにたたない」という判断に。彼女は舌打ちをして、また走り出した。じじーずは幼い彼女を目で追いながら「俺ら値踏みされていたよな」「その結果、こいつらじゃダメだって判断したな」とつぶやく。

彼女が向かったのは診療所だった。ちょうど、橙田雪乃(安達祐実)が帰るところで、泥だらけの日向を見て驚く。「どうしたの?」と問うと「お母ちゃんと、じいちゃんが……」と言いつつ、スマホを取り出した。収められた動画には、嵐と祖父・日出夫(泉谷しげる)のやりとりが映っていた。彼女の思惑が見えない診療所チームだったが、動画を見る限り、どうやら二人は体調を崩しているようだった。

そこで真空たちは緑川家に急行。大事には至らなかったが、嵐は日向を霧ケ谷桂(光石研)・氷月(西田尚美)夫妻に預けることにした。電話で知らせを聞いた氷月は、桂に「ごはん何作ろう!」と笑顔に。桂も彼女のためにお買い物をして歓迎。お風呂上がりには追いかけっこをした。

一方、寝込んでいる嵐たちは日向の成長ぶりに舌を巻く。「いい子に育っていてるよ。ありがとう。お前のおかげだ」と日出夫。続けて「本当の父親でもねーのに、逃げた男の父親だっつうのに、一緒にいてくれてありがとな」と感謝を述べた。

そんな中、真空が体調を崩す。太陽や朔たちへ、母親に病気のことを言えていない理由を吐露していく。父が亡くなって母親が一人で育ててくれた。「子供のことを見てあげられなかった」という負い目があるようで、病気をしたとき、いつも謝られていたと回顧。そうしたこともあって、多発性筋炎だと伝えてしまうと「“そんな体に産んでごめんね”って絶対泣くと思うんですよね」とつぶやく。現在、母親は再婚し、ラーメン店も開店することができた。病気のことを知られると「“自分だけが幸せになれない”ってなりそうで……」と苦しい胸のうちを明かした。

真空(高畑充希)
真空(高畑充希)

太陽は、目に涙を浮かべ「真空さんは良くなるとか、治すとか、それ以外のことはあまり考えないでいいし、頑張りすぎなくていいと思うんです。十分頑張っているんだし」と優しく語りかける。真空は“病気は面白い”と表現。病気になったことでみんなに会えた。だからこそ「病気も辛いこととか悲しいことばかりじゃないなって思うんです」と吐露した。

ネット上では、日向の活躍や霧ケ谷夫妻のほのぼのシーンに「氷月さんが日向ちゃんを預かる事になって目に見えて浮かれるシーンで泣けてしまった……」「日向ちゃんが舌打ちしたシーンは最高だった」「日向ちゃんスカウター!!!! 役に立たないw 辛辣w」との声が。

また、真空の告白には「ジーンときた」「お母さんを悲しませたくないから自分の病気を告白できない真空ちゃんの苦悩、深い」との反応があった。

次回第7話は3月4日に放送。真空は、晴信(眞島秀和)と雪乃の結婚式を提案する。

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