松本人志「もしかしたらオンエア見て…」と期待!激レア寄生虫を取り戻したいという依頼に反響殺到

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ダウンタウン松本人志が局長を務める『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ、毎週金曜23:17~ ※関西ローカル)が、2月19日に放送。絶滅寸前の寄生虫“ギニアワーム”を取り戻したいという依頼に、インターネット上では様々な反響が寄せられた。

同番組は、視聴者から寄せられた依頼に基づいて、松本探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事を徹底的に追求する娯楽番組。秘書はABCテレビの増田紗織アナウンサーが務め、石田靖カンニング竹山たむらけんじ真栄田賢スリムクラブ)、澤部佑ハライチ)、橋本直銀シャリ)が探偵として出演した。

今回の依頼は、産婦人科医の藤田さんという女性からで「私の人生を変えた寄生虫たちがどうなったのか調査してください」というもの。1997年から10年ほど青年海外協力隊としてアフリカで活動していた藤田さんは、当時アフリカで蔓延していた「ギニアワーム感染症」の原因となる寄生虫のギニアワームを400匹ほど水筒に入れて日本へ持ち帰ったという。

しかし、帰国すると大学の教授などから「ギニアワームを譲ってほしい」という声が殺到。気前よく26人の先生たちに送ってしまい、手元になくなってしまったのだとか。近年は絶滅寸前になっているレアなギニアワームを「できることなら1匹でも返してほしい」という藤田さんからの依頼を、ハライチの澤部が引き受ける。この壮大な依頼に、局長の松本も「今週中に終わるの?」と疑問視していた。

さっそく藤田さんと対面した澤部は、藤田さんが医師を志すきっかけにもなったというギニアワームの生態や、すでに絶滅寸前で、今なら1匹100万円くらいになるかもしれないという説明を受ける。藤田さんは当時、ギニアワームを提供した26名の先生たちの名前をメモしており、番組では総力戦で各方面に連絡。その中の7名の教授がリモートで話を聞いてくれることになった。

その結果、ミュージアムに飾ってあったり、講義の資料として使われていたり、ほとんどのギニアワームが返却不可能な状態であることが判明。最後は藤田さんが大量にギニアワームを譲ったという“大口”の譲渡先に望みを託すことになった。かつて藤田さんは、獨協医科大学の松田教授という先生に100匹ものギニアワームを送っており、今回はすでに亡くなっている松田教授からギニアワームを引き継いだ川合教授と会う約束を取り付ける。

澤部と共に、獨協医科大学のある栃木県に向かった藤田さんは、川合教授の所持しているビンに入った標本状態のギニアワーム3匹と再会。残りの97匹は、松田教授が誰かにあげてしまったらしいということだった。ここで「1匹だけ返していただくことは……」と口火を切った藤田さんを澤部がフォロー。「もともと藤田さんのものだったので……タダで持っていったんですよ、みんな。ひどくないですか!」と情に訴え、3匹の中から、1匹だけ返してもらえることに。ビンから取り出し、ギニアワームを譲ってもらった藤田さんは「うれしいですね。宝物です」と喜んでいた。

VTRを見た松本は「なんか、不思議なやりとり」と感想を口にし、「もしかしたら、このオンエア見て、ね?」と、残りの行方不明になっているギニアワームが返ってくる可能性を指摘。最後は「澤部もビンが開いているときに、ガーッと飲まないと」とボケて笑いを誘っていた。

インターネット上では、番組ならではの特殊な依頼に反響が殺到。「寄生虫好きな人からしたらたまらんねやろうな」「ギニアワームの標本に対する先生たちの反応でマジで貴重なものなんだな……てなってる」「無償であげたんだから1匹くらい返してあげて~」などの声が上がっていた。

次回は2月26日に放送される。

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