まだら認知症の安達祐実“雪乃”に寄り添う眞島秀和“晴信”や村人の愛に視聴者感動「優しい涙がいっぱい溢れた」

公開: 更新:

高畑充希主演の『にじいろカルテ』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00〜)の第3話が、2月4日に放送。インターネット上では、安達祐実演じる橙田雪乃と眞島秀和演じる橙田晴信の夫婦愛に、涙をこらえられない人が多くいた(以下ネタバレが含まれます)。

東京の大病院から虹ノ村診療所で働くことになった多発性筋炎を抱える内科医・紅野真空(高畑)が、ひょんなことから“オレ様外科医”浅黄朔先生(井浦新)といじられキャラの看護師・蒼山太陽(北村匠海)とシェアハウスすることに。普通の医療ドラマとは一線を画す、ちょっとダメで人間臭い医者たちが、個性豊かな村人たちとともに困難に立ち向かう物語。

雪乃が涙ぐみながら診療所にやって来た。彼女は真空に「私は誰なんでしょうか?」と問う。朔先生曰く、雪乃は10日や2週間程度で記憶がなくなってしまう“まだら認知症”だという。そのため、村人全員で雪乃のフォローをしているというのだ。

真空(高畑充希)、嵐(水野美紀)、雪乃(安達祐実)、氷月(西田尚美)
真空(高畑充希)、嵐(水野美紀)、雪乃(安達祐実)、氷月(西田尚美)

彼の言葉通り、診療所には、緑川嵐(水野美紀)と霧ケ谷氷月(西田尚美)がやって来て「私たちが来たからにはもう安心」「私たちはあなたのずーっと友だち」「あなたの名前は雪乃」と笑顔で教える。そして、3年前から認知症を患っていると説明。氷月は「大変だと思うけど、あなたは不幸じゃないよ。友だちとか旦那にも愛されて、ちゃんと幸せなんだよ~」と伝えていく。夫の晴信は、そんな彼女たちの奮闘を少し離れた場所で、優しく見つめていた。

アルバムを見せたり、実家に案内したり、雪乃がどんな人生を歩んできたのか、ゆっくり教える嵐たち。彼女が現実を受け入れられないでいると、氷月は「思い出してもらいたいわけではないの。分からないからって苦しまなくたっていい。だから、新しく頭に入れて。教えたいんだ。あなたがどんな人だったか……それはね、雪乃のことが好きだったからなんだよ?」と涙ながらに語りかけた。その後、真空と共に4人で学校へ。彼女たちは、それぞれの“今”を語り合う。

真空(高畑充希)、太陽(北村匠海)、朔(井浦新)
真空(高畑充希)、太陽(北村匠海)、朔(井浦新)

一方、晴信、朔先生、太陽たちはある準備をしている。晴信は「教えるためにも、何もかも覚えておかないといけないから。毎日毎日、すべて大事」という。そして、雪乃とのなれそめを振り返った。雪乃たちが診療所に帰ると豪華な食事が。雪乃はサンドウィッチを頬張りながら「これ、私好きだった気がする」とポツリ。それは、晴信が作ったものだった。

タキシードに着替えた晴信(眞島秀和)は…
タキシードに着替えた晴信(眞島秀和)は…

にじいろ商店では、晴信がタキシードを着て彼女を迎える。雪乃が「あの……顔があまりタイプじゃない気がして。きっと、素敵な人なんだろうなって。私たちのこと教えてもらえますか? 思い出せないみたいなんだけど、知りたいから」と言うと、晴信は思いを溢れさせながら頷いた。

ネット上では、橙田夫婦や村人との素敵な関係に「今日も優しい涙がいっぱい溢れた」「安達祐実の認知症の演技が凄すぎてずっと泣いてた」「切ないけど素敵な夫婦。ずっと幸せだといいのにな」との声があった。

次回第4話は2月11日に放送。隣村のキャンプ場で土砂崩れが発生。多くのけが人が出ていることが判明する。

画像ギャラリー

PICK UP