小芝風花、物の気持ちがわかる“萌子美“役が「心が優しくなれる」と反響

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小芝風花が主演を務めるドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』(テレビ朝日系、毎週土曜23:00〜)の第1話が、1月23日に放送。小芝演じる独特な雰囲気の主人公・萌子美に「こういう役は小芝風花さんの真骨頂かも」と注目が集まった(以下、ネタバレが含まれます)。

ぬいぐるみ、石、植物など、感情を持たないとされる物たちの気持ちがわかる能力を持ち、周囲にうまく心を開けない主人公・清水萌子美(小芝)が、さまざまな経験を重ねて成長していくヒューマンドラマ。『救命病棟24時』『僕の生きる道』『フリーター、家を買う』(フジテレビ系)など数々のヒットを手掛けてきた橋部敦子が脚本を担当。小芝とは今作が初のタッグとなる。

アルバイト先の工場で部品検査を担当し、驚異的なスピードで作業をこなす萌子美。ある日、同僚が検査済みの箱に入れようとしている部品を見つけ、「その子ケガしてる……」と駆け寄る。調べてみると、部品にはキズが。「これは普通気付けないでしょ〜! なんで分かるんだろう」と同僚は驚きの声をあげるが、萌子美は意に介さず作業に戻る。

アルバイト先の工場で部品検査を担当している萌子美(小芝風花)
アルバイト先の工場で部品検査を担当している萌子美(小芝風花)

昼休み、工場の窓の汚れが気になった萌子美。上司に「あの窓、掃除したほうが……」と話すが、「業者さんが次来たときやってもらうよ」と軽く返される。どうしても放っておけなかった萌子美はひとり脚立にのぼって窓を掃除をしようとし、姿勢を崩して転落。あわてて病院に迎えに来た母・千華子(富田靖子)に「なんで余計なことしたの? 工場に迷惑けるようなことしないでよ」と叱られてしまう。その夜、萌子美はベッドのなかでぬいぐるみを抱き寄せ、「余計なことだって……。迷惑かけることだって……」とつぶやくのだった。

汚れた窓と千華子の言葉が頭から離れない萌子美。誕生日の朝、起こしにきた千華子に「今日はバイトを休む」と話す。「工場でなにかあったの?」と心配する千華子に「ううん」と答える萌子美。「じゃあどうして?」と千華子はたたみかけるが、萌子美はそれをさえぎるように布団をかぶってしまう。すっかり黙り込んでしまった萌子美に千華子は「今日、お誕生日だよね。おめでとう」と語りかけ、父・伸寛(田辺誠一)と兄・俊祐(工藤阿須加)に「今夜の誕生会では萌子美にバイトの話をしないように」と釘をさす。

萌子美(小芝風花)の誕生日を祝う家族
萌子美(小芝風花)の誕生日を祝う家族

夜になり、部屋から下りてきた萌子美を「お誕生日おめでとう!」と明るく祝う家族たち。萌子美も笑顔をとりもどす。にぎやかに誕生会をしていると、突然インターホンの音が。モニターに映る人物の姿に千華子は顔をこわばらせ……。

俊祐(工藤阿須加)
俊祐(工藤阿須加)

ネット上では「序盤からモコミちゃんに癒されまくりでしたが、あの優しい表情はモコミの役柄に風花ちゃんの素の優しさがそのまま反映されている様にも思えたのが良かったです」「物語としてどういう顛末になるのか予想がつかず、今後の展開が楽しみ。こういう役は小芝風花さんの真骨頂かも」「こういう感じのドラマ、好きだな。 心がやさしくなれる」と称賛の声が。

萌子美(小芝風花)、千華子(富田靖子)
萌子美(小芝風花)、千華子(富田靖子)

家族思いだが過干渉気味な母・千華子を演じる富田にも「絶対こんな感じのお母さんおるもん」「現実のお母さん以上にお母さんという概念を体現している感ある」「逃げ恥のふわふわなお母さん大好きだけど、こーゆー気持ちが強すぎる演技もすごく上手い。うますぎて、うわって思う笑」といった声が上がっていた。

次回、第2話は1月30日放送。萌子美はある決心をし、家族に告げるが……。

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