高畑充希“真空”の号泣シーンに視聴者もらい泣き…涙と笑いの緩急に「感情が忙しかった」の声『にじいろカルテ』第1話

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高畑充希主演の『にじいろカルテ』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00〜)第1話が1月21日に放送。インターネット上では、高畑の告白シーンからほっこりする笑いのシーンまである内容に、視聴者の感情が大忙しとなった。(以下ネタバレが含まれます)。

東京の大病院から虹ノ村診療所で働くことになったある秘密を抱える内科医・紅野真空(高畑)が、ひょんなことから“オレ様外科医”浅黄朔先生(井浦新)といじられキャラの看護師・蒼山太陽(北村匠海)とシェアハウスすることに。普通の医療ドラマとは一線を画す、ちょっとダメで人間臭い医者たちが、個性豊かな村人たちとともに困難に立ち向かう物語。

真空(高畑充希)
真空(高畑充希)

東京にある大病院の救命救急で働く真空は職場で倒れてしまう。彼女の病名は、多発性筋炎/皮膚筋炎。真空は、ようやく医療の現場で働ける喜びを感じ始めたばかりであり、奨学金を返さないといけないため、上司に働かせてほしいと願うが「うちに欲しいのは患者ではない」と切り捨てられてしまう。

ある日、落ち込む真空は、東京に来ていた虹ノ村役場で働く“明るいおじさん”霧ケ谷桂(光石研)と出会う。彼と別れたあと、興味が湧いた真空が村のことを調べると、内科医の募集がされていた。

その後、村の医師として働くことになった真空。じつは、病気のことを隠して働くことにし、面接もなく採用されたのだ。何も知らない村人たちは、真空を「ありがとう!」「ようこそ!」と大歓迎。仲が良さそうで、明るい村人たちに戸惑いながらも挨拶していく。

朔先生(井浦新)、太陽(北村匠海)
朔先生(井浦新)、太陽(北村匠海)

朔と太陽に連れられ、診療所兼自宅に案内されると、外観を見て「やだどうしよう!」とテンションアップ。内観も彼女の予想通り素敵な造りで「ちょっとすみません一人にしてもらってもいいですか?」と、部屋で「キャー!」と大はしゃぎした。コミュニケーションを取ってみて分かったことだが、朔と太陽は犬猿の仲。特に太陽側が、朔の自由な性格にイライラしているようだった。

村の人たちとさらに親交を深めていくが、ある危機的状況に陥る。それでも、真空をはじめとする医師チーム、そして村のみんなでなんとか乗りきった。真空は大喜びするみんなを見て、涙がこぼれてしまう。「ごめんなさい……。私、嘘をついていました。私は、病気を持っています。多発性筋炎という病気で、今の医学では完治する手立てはありません。症状が進行していくと、日常生活が送れなくなることがあります。免疫が落ちるにつれて、肺炎とか合併症を起こして亡くなってしまう可能性のある病気です。5年生存率は60%から80%くらいで」と号泣しながら謝罪。黙って彼女の話を聞く面々に、真空は続ける。

「ずっとお伝えしなきゃって思っていたんですけど、採用取り消されたらどうしようと思ったら言えなくて……。ごめんなさい。でも私、働きたくて。ここにいてはいけませんか? ここで生きていてはいけませんか。私、ここしか居場所がないんです。お願いします」

頭を下げる彼女に朔はあっけらかんと「いいんじゃねーの。医者で患者か……最強じゃん!」と答える。彼の言葉にいつもは敵意をむき出しの太陽も「ですね」と笑顔で返す。

顔をくしゃくしゃにして「いていいんですか?」という彼女に、責任者でもある霧ケ谷は「『いていいんですか?』じゃなくて。いてください!」と熱く声をかけた。

真空(高畑充希)、朔先生(井浦新)太陽(北村匠海)
真空(高畑充希)、朔先生(井浦新)太陽(北村匠海)

ネット上では、真空のラストシーンに多くの反応が。「病気に負けず真空さんが前向きに生きようとする姿勢や、周りの方々の優しさに心震えました」「クスクス笑ってると思ったら、いつの間にか大笑いしてて、今度は泣いてて感情が忙しかった」「1話からこんなに泣いたドラマは初めてです! 特に充希ちゃんの演技に惹き込まれました!」「笑と泣の緩急にやられた、来週も観る」との声があった。

次回第2話は1月28日に放送。虹ノ村診療所には行列がずらり。真空は、医療以外のことも相談されるようになっていくが、真摯に対応していく。

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