北村匠海、高畑充希、井浦新

高畑充希さん主演の木曜ドラマ『にじいろカルテ』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00〜※初回15分拡大SP)が1月21日にスタートします。

本作は、数々の人気ドラマを生み出してきた岡田惠和脚本のオリジナルストーリー。東京の大病院から虹ノ村診療所で働くことになったある秘密を抱える内科医・紅野真空(高畑)が、ひょんなことから“オレ様外科医”浅黄朔先生(井浦新)といじられキャラの看護師・蒼山太陽(北村匠海)とシェアハウスすることに。普通の医療ドラマとは一線を画す、ちょっとダメで人間臭い医者たちが、個性豊かな村人たちとともに困難に立ち向かう物語です。

テレビ朝日ドラマ初主演となる高畑さんと、超絶優秀ながら朔先生に翻弄される太陽の熱演に期待がかかる北村さんに、共演者とのエピソードや見どころについてお話を伺いました。

――お2人は今回初共演ですが、実際に会ってみて、どんな印象を持ちましたか?

高畑:お会いする前は、スクリーンでしか拝見したことがなかったので、“クールなのかな”って思っていました。世代も少し下なので、意外と共通の友だちもいなくて、(人となりを)聞くこともなく……でも会えるのをすごく楽しみにしていました。

実際お会いしてみると、本人は自分のことを「暗い」とか「感情が出せない」って言うけど、私は話していて、すごくラクにいさせてもらえているので、とてもありがたいです。

あと、たまに先輩に見えるくらい中身が成熟しているんだけど、熱さとか、こだわりをすごく持っていて、そのみずみずしさを私は浴びているというか(笑)。いつも話し相手になってくださって嬉しいなって思うし、お芝居するときも、何か投げても拾ってくださるサポーター気質がある方なので安心して甘えています。

北村:本当に嬉しいです……“話し相手になっていただいてありがとうございます”って感じです。

高畑:なにそれ(笑)。

北村:最初20代が2人しかいない現場で、“仲良くなれればいいな~”って思っていたんですけど、本読みのときにすごく気さくに話してくださったことで、すごくホッとしました。なかなか喋るのもうまくないので不安だったんですけど、充希ちゃんや井浦さんのフレンドリーさに助けられながら、お芝居では、僕もめちゃくちゃ甘えています。

お会いする前の印象も、きっと明るく、太陽のような人なんだなって思っていました。誰に対しても同じ目線で接してくれる方なので、みんなが(高畑に)照らされている感じがします。

――それぞれ真空と太陽を演じる上で、大切にしていることを教えてください。

高畑:真空は、すごく感覚的なんですけど、的を決めず“ぶつけない”ということですかね。最近、自分の意見をまっすぐに当てる役が多かったんですけど、今回はフニャフニャっと落ちることもあるので、そんなに割り切って物事をできる人ではないんじゃないかなって思っています。

北村:ざっくり言うと、太陽にとって真空先生は味方で、朔先生は敵なんですよ(笑)。だから、真空先生の言うことに「そうなんですよ!」って同調するというか。医者と看護師という関係性を抜きにして喋ることもあるんですけど、太陽の気質としては、朔先生にはドカーンって返しつつも、基本的には共感する人間だと思っています。

――そんな朔先生の魅力ってどんなところにあると思いますか?

北村:すっごくいい意味で適当。それを演技でやられているのがすごいなと思います。太陽としては、自分の話しかしないし、話も聞いていないし、でもたまにグッと引き締まることもあるなって……でも、基本的にはムカついているんですけどね(笑)。

高畑:朔先生も太陽くんもそうですけど、2人とも言っていることが無茶苦茶なんですよ(笑)。なんなら“喧嘩しないかな?”って期待しています。これは、真空としてもちょっと思っているだろうし、私自身はすごく思っていることです(笑)。喧嘩すると、シーンにすごく波ができて、一歩先が想像できなくなるんですよ。喜怒哀楽の4種類じゃ足りないくらいの感情が1つのシーンに凝縮されるので、今後も2人にはいっぱい喧嘩してほしいと思うし、どんどん意味が分からない感じになればいいのになって楽しみにしています。

――朔先生と太陽のやりとりは、視聴者の方も喜んで見ていただけるような気がします。

高畑:そうなんです、2人ともなんだか憎めないというか……。この間、私がすごく体調が悪いシーンで2人が少女漫画に出てくる執事のように接してくれるシーンを撮ったんですけど、本来こういう役柄でもよいはずなのに、“どうしてこうなってしまったんだろう”って(笑)。“でも、これもいいな”って見ていました。

――他の出演者の皆さんも素晴らしい俳優さんばかりです。何か印象に残っているエピソードはございますか?

高畑:ひとつ前に映画を撮っていたんですけど、その作品でも光石(研)さんと共演させていただいていて、すごく仲良くなりました(笑)。朝、会うと毎日絶対「光石研です」って自己紹介されるんです。毎日面白くって、最高の先輩だな、と。

この間も、私たち3人と光石さんの撮影で、カラフルな衣装を着ていたので、レンジャーごっこをして、すごくはしゃいじゃったんです。光石さんはそこでエネルギーを使っちゃったものだから、本番中、すごく元気がなくなって、その感じがおかしかったですね(笑)。

光石さんだけではなく、皆さん個性豊かでめちゃくちゃ面白くて。若々しく、かつ冷静でおだやかで真剣で、皆さんの長いキャリアや年輪を感じるし、後ろから背中を追わせていただいています。私たちペーペーはついて行くしかないね。

北村:(頷きながら)助け合っていきましょう。

高畑:(笑)。

北村:じつは、安達祐実さん(橙田雪乃役)と眞島秀和さん(橙田晴信役)のお2人とは、すごくゆかりがあるんです。安達さんはドラマ『捨ててよ、安達さん。』で共演させていただいたり、眞島さんはドラマ『隣の家族は青く見える』で僕の彼氏役だったり。なので、2人を見ると僕は得した気持ちになります。眞島さんは、3か月お付き合いした仲ですし、しかもその作品で僕は朔という役で。

高畑:そうなんだ!

北村:あと、“嵐”という役もやったことがあるので、本読みで嵐さん(水野美紀)の台詞を読んじゃったこともあったんです。水野さんは初対面だったんですけど「ごめんなさい!」って謝りました(笑)。

――(笑)。真空さんと太陽くんの関係も気になるところです。今後、恋の相手になることはあるのでしょうか?

高畑:たぶん、真空は太陽くんのこと何とも思っていないんですよ。そもそもそういう(恋愛の)センサーがあるのかな(笑)? でも、太陽くんはちょっと好きなんだよね。

北村:絶対好きですね。(物語に出てくる)“まじょたく”(池田良)VS太陽みたいな。

高畑:「太陽くんと真空さんのラブストーリー」とまではいかないかもしれないけど、そういう軸もあるだろうなって思っていたら、まじょたくくんっていう“ヤバいヤツ”が現れて(笑)。ゆくゆくは、(真空をめぐる)まじょたくくんと太陽くんのバトルが見たいですね。きっとカオスだよね。

北村:そうとう意識していると思います。

高畑:(太陽は真空を)どうやって攻略するんだろう?

北村:真空さんはセンサーがないのが露骨に分かるので、攻略するにはそうとう労力がいりそう。偶然を装って会いまくるしかないですかね(笑)。

(取材・文:浜瀬将樹)

紅野真空(高畑充希)
紅野真空(高畑充希)

<第1話あらすじ>
鬱蒼とした森を抜け、怪しげなバスに乗り、山奥にぽつんと佇む虹ノ村診療所にやってきた、1人の医師・紅野真空(高畑)。東京の大病院の救命救急の現場からやってきた彼女には“ある秘密”があった。

降り立った村のバス停で迎えを待っていると、まるで座敷童のような少女が真空に手招きをしていた。導かれるように、村唯一の食堂「にじいろ商店」の中へ入ると、そこにはまるで妖怪のように個性豊かな虹ノ村の村人たちが大集合していて……?

やがて案内された診療所で、「本業は農家だ」と豪語するツナギにグラサン姿のヘンテコ外科医・浅黄朔(井浦)と、超絶優秀ながらすぐキレる若き前髪ぱっつん看護師の蒼山太陽(北村)と、真空は一つ屋根の下で暮らすことになるのだが……?

浅黄朔先生(井浦新)、蒼山太陽(北村匠海)
浅黄朔先生(井浦新)、蒼山太陽(北村匠海)

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