民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」では現在、「~秋の夜長に~過去人気番組特集」と題して、過去に放送されたドラマ・バラエティの人気番組を期間限定で配信中。宮藤官九郎が脚本を担当し、神木隆之介が主演を務めたドラマ『11人もいる!』(テレビ朝日系、2011年)が配信されている。

同ドラマは、田辺誠一演じる売れないカメラマン・真田実を筆頭とする10人家族のもとに死別した前妻・メグミ(広末涼子)が幽霊として住みつき、11人家族となって繰り広げるハートフルコメディ。

舞台は真田家の住むアパートと、その1階に実の後妻・恵(光浦靖子)が開店したカフェ「日だまり」。恵は再婚相手の子供たちにも分け隔てなく愛情を注ぎ、裕福ではないものの、幸せな日々を送っている。そこには若くして亡くなった実の前妻・メグミも幽霊として家族同様に住み着いているのだが、その姿は末っ子の才悟(加藤清史郎)にしか見えない。

主人公の一男(神木)は、ガソリンスタンドや新聞配達などのアルバイトを掛け持ちしながら大黒柱として真田家を支える高校3年生。バイト先の先輩・鈴木ソアラ(野村麻純)を勢いで妊娠させてしまい、札付きで潔癖症のヤンキーである元カレ・豊田オサム(RED RICE)とすったもんだの末、責任をとって婚約することに。責任を感じた一男は就職を決意するが、「自分の好きなことをあきらめないでほしい」というソアラの気持ちを組み、一転大学受験に打ち込むが……。

と、いうストーリーはあくまでも一部分。佐藤二朗名取裕子高橋一生などの人気俳優たちが毎話ごとにゲストとして参加し、1話完結型のドタバタコメディを繰り広げる。クドカン脚本ならではの独特な台詞回しと膨大な小ネタの数々は、3分に1回以上のペースで笑えること間違いなし。メグミも幽霊という設定ながら、そんなことも一切構わず登場人物たちのあいだを奔放に飛び回り、突っ込み、ひっかき回していく。

登場人物たちはみんな底抜けの善人たち。ワルも登場するものの、どこか憎めないコミカルな佇まいに思わずクスッとなってしまう。そんなコメディ要素満載の一方で、家族愛を感じさせるホロリとした場面も。にぎやかに楽しく、そして愛情たっぷりに毎日を送る真田家のファンになってしまう。

しっかり者の真田家長女・二子を演じる有村架純や、うだつのあがらない休職中の叔父・ヒロユキを演じる星野源など、脇を固める面々も魅力たっぷり。とくに毎回ここぞという感動シーンで繰り広げられるヒロユキの弾き語りは、見る者をじんわりとあたたかい雰囲気で包んでくれる。何も考えずに笑えて、同時に「家族っていいなぁ」としみじみ感動してしまうのがこのドラマの魅力なのだ。

ぜひ、同ドラマでホッコリとした気分になってもらいたい。どこから覗いても楽しい真田家に会いに行こう。

(文・天谷窓大)

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