「太鼓の達人」の試作品、ロバート秋山の顔をバチで叩くシステムだった!?

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パンを愛するロバート秋山竜次が名店のパンを紹介しながら小粋なおしゃべりを繰り広げる番組『秋山とパン』(テレビ朝日系、毎週水曜25:56~※一部地域を除く)。12月24日の放送回は、南麻布にある「Truffle BAKERY(トリュフベーカリー)広尾店」を訪れた。店名にもなっている看板商品“白トリュフの塩パン”をはじめ、生バタークロワッサン、シナモンシュガーロールを紹介。

見た目にも美しいパンを「達人がやる領域の技」と大絶賛し「達人を“笑いの達人”が頂きます」と食べ始める秋山。すると“達人”つながりでゲーム「太鼓の達人」を思い出し、自分もゲームの制作に関わっていたと語り始め、“音ゲー”が出るずっと前からメンバーの馬場裕之とやっていたという “原型”を再現した。

制作に関わるきっかけとなったのは、芸歴3年目に行った営業先のゲームショー。ネタに詰まっていた秋山は偶然楽屋で見つけた“スライドするホワイトボード”に目を付け「太鼓の達人」の“原型”をネタとして披露した。実際は大コケだったそのネタをなぜか気に入った紳士がいて「一緒にプロジェクトをやらないか?」と誘われたのだという。バンダイナムコエンターテイメントの「太鼓の達人」の開発者に確認すると「その紳士は当社の上層部の者だったと思う」と回答。実際秋山と開発を進めるつもりだったがスケジュールが合わずに断念。しかし大元のネタは拝借しているのだと明かした。当時の試作品を見せてもらうと、秋山の顔が流れてきたものをバチで叩くシステムになっていたが、顔を叩くことがためらわれたため、今のスタイルに変更したという。

ゲームセンターで「太鼓の達人」をプレイしている人を見ると「俺の原型をやってほしいと思っちゃう」と遠い目で語る秋山だったが、最後に【秋山は音ゲーの制作に関わっていません】とテロップが表示。またしてもフィクションネタと判明した。

インターネット上では「太鼓の達人の原型がロバートのネタっていう衝撃の話が出て驚いた。バンナム側にも確認取ってたし。すげーな……」「ナルホドね。太鼓の達人のアイディアは電動ホワイトボードからか。ロバート秋山、冴えてるな」「秋山があの流れてくるキャラ役で何往復も走るアナログすぎる太鼓の達人wwwADが『夏祭り』の歌詞がっつり覚えてるのも面白くなってくるw」といった声で盛り上がっていたが「トリュフと太鼓の達人全く関係なくて草」と言う鋭いツッコミも見られた。

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