ROLAND「親孝行ができた…」トレードマークのサングラスを外し母の念願だった『徹子の部屋』に出演

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ROLANDが、12月18日に放送された黒柳徹子の冠番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系、毎週月曜~金曜13:00~)に出演。トレードマークのサングラスを外した姿で登場したROLANDが、母から寄せられた手紙に感動する一幕があった。

幼稚園の年中から始めたサッカーではすぐに頭角を現し、「自分よりもうまい奴いるのかな」と思うくらい優秀な選手だったROLANDは、名門帝京高校進学後もサッカーに打ち込む日々を送っていた。当然、将来の夢はプロサッカー選手だったが、「世界を見たら自分よりうまい奴がいて、才能が違うんだな」と、誰よりも努力した自負はあったが、これで勝てないならキャパシティの問題だと気付いたことで、大きな挫折を経験した。けれど、その経験のお陰で、「努力に無駄なことはない」「自分のことを好きじゃないってすごくつらい」と学んだと話す。

大学に入学するも、すぐに退学したROLANDは、ホストに転身するため、実家をほぼ勘当状態で飛び出す。それから、「すべての人たちを見返したかった」と歌舞伎町で働き始めるが、1年間はまったく売れず、給料70000円のうち家賃が63000円と極貧生活を強いられた。

そうした下積みを経てカリスマホストとして人気者となったROLANDは、100万円を貯めて両親の元へ。退学した大学の進学費を返すと伝えると、父親からは「足りねぇよ」という言葉が返ってきたが、その顔はとても嬉しそうだったと振り返る。その際、父親から、「大反対されて諦めるような夢だったらもともと叶わないと思って、だからお前を試した部分はある。家族総出で反対してもお前は出て行ったから、それだけの決意があって出て行ったってことは、絶対に戻ってきてくれると俺は信じていた」と伝えられたと明かし、心底、父親をかっこいいと思ったと語った。

番組の終盤に、黒柳はROLANDの母から届いた手紙を紹介。そこには、息子がホストの道を選んだことを嘆き悲しんだ時期もあり、育て方が悪かったのか問いかける日々が続いたが、実家を出る際に「30歳になった時にちゃんとした大人になっていてね」と送り出した言葉の通り、30歳を前に立派な姿を見ることができ、自分のせいではなかったと思うことができたと吐露。そして、今のROLANDに伝えたいという、母の大きな愛を感じる言葉が最後に綴られていた。

それを聞いたROLANDは、「母の強さ、人としての強さを感じて」と、離れて暮らしても母の言葉を節々で思い出すことがあるとポツリ。実はこの日のROLANDは、サングラスを外した姿で登場。収録の直前に母親から電話がかかってきたと黒柳に打ち明け、「私が本当にいつか出て欲しいと思っていた番組よ」と電話越しに喜びのメッセージを送られたと言い、親孝行ができたと笑顔を見せた。

インターネット上では、「ROLANDがサングラスしてないの初めて見た」「さすがに徹子さんの前ではサングラスはずしてるね」「しっかり芯のある人なんやなぁ。一気にファンになった」「心がめちゃくちゃ男前やなって改めて思ったし、親とのやりとりや手紙の内容を聞いて感動した」「泣けた。お母様からの手紙……お父さんのセリフもカッコいい!」といった反響が寄せられた。

次回、12月21日の放送は大竹しのぶが登場する。

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