田中圭の演技がヤバい! “義経”がゾンビから魂宿る人間へ…表現力の豊かさに「恐ろしい子…」の声『先生を消す方程式。』

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田中圭が主演を務める土曜ナイトドラマ『先生を消す方程式。』(テレビ朝日系、毎週土曜23:00~)の第7話が12月12日に放送。インターネット上では、田中の演技のふり幅に大きな反応があった(以下、ネタバレが含まれます)。

東大進学率も高く、都内の進学校・帝千学園の3年D組は成績優秀者が集まるクラス。しかし、担任になった教師はみな退職に追い込まれていた。この闇深きクラスに田中演じる新たな担任・義澤経男(通称:義経)がやって来る。

義経(田中)がゾンビのように生き返った。頼田朝日(山田裕貴)は、義経が学校に潜んでいることを察知。今度こそ彼を殺すために、藤原刀矢(高橋文哉)、長井弓(久保田紗友)、大木薙(森田想)、剣力(高橋侃)にひと芝居打ってもらい、“包丁を持った男が立てこもった”と学校に警察を呼んだ。捜索する機動隊には「善良な生徒を殺そうとするなんて。悪魔です。デビルです。生徒たちのためにも、見つけたら発砲して殺してください!」と訴えた。

頼田朝日(山田裕貴)
頼田朝日(山田裕貴)

機動隊が催涙ガスを学校中にまくも、結局義経が見つかることはなかった。こうなったら自分たちで探すしかないと、朝日は自ら出向く作戦に出る。そんな彼らの前に「俺を殺した……」と、義経が姿を現した。追い詰められた朝日は、生徒を指さし「こいつらを殺せばいい」と言うが、あくまで目的は朝日だ。「冷静なの!?」「脚力スゴいって!」とツッコミを入れつつ校内を逃げまどう中、用意していたスタンガンで反撃し義経が気絶。朝日は、倒れた彼を焼却炉で燃やすそうとする。

しかし、またも義経は目覚める……。奪ったナイフで朝日を殺そうとするが、間一髪逃亡されてしまった。ターゲットを見失った義経は、再び生徒たちを襲う。伊吹命(秋谷郁甫)の「そんなことしても静先生(松本まりか)は喜ばない」という言葉に、我に返った義経は「俺には授業がある」と刀矢ら4人を教室に集める。

義経は刀矢に、6歳の頃に妹を殺した事実を改めて突きつけ「お前は人殺しだ」とぶつける。誰かを消しても、その消した罪は一生残る。自分が犯した罪と、どう向き合って生きていくのか考えるんだと教える。そして「一生苦しめ! 苦しむなら堂々と苦しめ。そうしたときに、お前を支えようとする仲間がきっと見つかる……もう逃げるな!」「苦しみながら生きろ!」と力強い目で語りかけた。刀矢には、強く賢い男になれる可能性があるとし、他の3人に手を差し伸べてやってほしいとお願い。顔をくしゃくしゃにする刀矢に、3人は握手。義経は、いつものように「はい。仲直り」と締めた。その時、教室の扉が開く。そこには朝日の姿があった。

ネット上では、ゾンビドラマから感動の授業まで「このドラマの登場人物は全員どうかしてますよ? ww」「本当に不思議なドラマですね。頼田朝日に一体何なん? w と思う反面、義経先生の授業に感動する……」との声が。そんな田中の演技について「今回は田中圭の演技に引き込まれた。先生に戻った瞬間一気に血が通ったみたいだった。血管をもコントロール出来るなんて。恐ろしい子……!」「義経先生が覚醒したというか我に返った演技がすごい。眼に魂が宿った感じ」とのコメントもあった。

最終話は12月19日に放送。あるゲストを連れてきていた朝日は、授業を開始するが……。

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