若林正恭（オードリー）と弘中綾香アナウンサーが司会を務める『激レアさんを連れてきた。』（テレビ朝日系、毎週月曜23:15～）が、12月14日に放送。“サックス片手にあらゆる場所に突撃しまくっているうちに日本トップに君臨したサックス演奏者”と“サラリーマンでありながら趣味でプロレス衣装を作っていたら、いつの間にか業界8割を1人で作っちゃってた人”が登場する。
同番組は、あまりにも珍しい“激レア”な体験を実際にした「激レアさん」をスタジオに集め、その体験談を紐解いていくトークバラエティ。この日はゲストの客員研究員として、森川葵、秋山竜次（ロバート）が出演する。
“サックス片手にあらゆる場所に突撃しまくっているうちに日本トップに君臨したサックス演奏者”ことユッコさんは、派手なビジュアルが強烈な印象を残す、ジャズミュージシャン。通常アルバムが2000枚売れたらヒットと言われるジャズ業界で、ユッコさんの作品の売上げは3万枚と、 保守的なジャズ界に風穴を開ける“異端児”として注目を集める。
ユッコさんが“異端”と言われるのは、ずば抜けた腕前のプレイと外見のギャップだけではない。プロのジャズ演奏家を目指す場合、専門学校や音大などでジャズを専攻したり、海外の音楽学院に留学したりするケースが多い中、彼女は三重県伊勢の田舎でポツンと1人ジャズの演奏をはじめ、場違いな所へサックス1本で“突撃ジャズ”をしまくってきたのだ。
声が掛かればどこにでも出向きサックスを演奏していたユッコさんだが、サックスとはまったく関係ない出来事で世間から大注目を集めることに。以降もユニークな感性を武器にサックスプレイヤーとして知名度を上げながら、一方である苦悩を抱えていたという……。さまざまな経験を経て、自分にしかできない演奏を確立したユッコさんの“突撃ジャズ人生”を追う。
2人目の激レアさんは、“サラリーマンでありながら趣味でプロレス衣装を作っていたら、いつの間にか業界8割を1人で作っちゃってた人”ことオサムさん。オサムさんは、およそ1万3000点に及ぶマスクやシューズ、ガウンやタイツを作ってきたプロレスのコスチューム職人。これまでに、ジャイアント馬場やスタン・ハンセン、長州力、蝶野正洋などのレジェンドレスラーから、棚橋弘至、オカダ・カズチカなど新世代のプロレススターまで幅広くコスチュームを手がけてきた。本業の合間、1人でコツコツと作業するうち、気が付くと8割を制作という、ほぼ“独占状態”となった、その過程を見ていく。
オサムさんは、小学5年生のとき、初代タイガーマスクに出会い、プロレスの虜に。ところが、なぜか覆面マスクに強い興味を持ち、親に買ってもらった覆面マスクを解体して、自分でオリジナルのマスクを作ってしまう。高校生の頃には、自分で作ったプロレスコスチュームを纏って試合会場で応援する“ガチ”のプロレスファンとへと成長。ついには憧れのレスラーの目に留まり、オサムさんの作った覆面マスクで試合に出るまでに。
こうして高校生ながらプロレスのコスチューム業界に身を置き、やがてプロレスラーからも一目置かれる存在となったオサムさんが、コスチュームを作る上での苦労や、あのレジェンドレスラーとの思い出話などを披露する。
なお、前回の放送では、3人の子供を育てながらイチかバチかの賭けに出て、ド素人なのに上京してラーメン屋さんを開いたら年商7億円を達成しちゃった勝負師と、思いっきり車に追突された2時間後に、全く同じ場所でまた車に追突された異常にツイていない激レアさんが登場した。
