木村文乃演じる“千代”が最大の黒幕を懲らしめる決意に視聴者も賛同「地獄に叩き落としてほしい」『七人の秘書』第7話

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要人に仕える秘書たちの活躍を描く木村文乃主演のドラマ『七人の秘書』の第7話が、12月3日に放送された。物語はいよいよ最終章に突入。財務大臣・粟田口十三(岸部一徳)の牙城を崩すべく、“秘書軍団”がついに動き出した(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は、『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズや『ハケンの品格』などを手掛けた中園ミホが脚本を担当。望月千代(木村)、照井七菜(広瀬アリス)、長谷不二子(菜々緒)、パク・サラン(シム・ウンギョン)、風間三和(大島優子)ら5人の秘書たちと、情報屋の鰐淵五月(室井滋)、そしてこのメンバーの元締めとなる萬敬太郎(江口洋介)が“影の軍団”となって、金や権力にまみれた非情な支配者たちを懲らしめていく。

ラーメン店「萬」に、大学時代の後輩である中川由加里(伊原六花)を連れてきた七菜。由加里は七菜と千代が秘書として働く東都銀行から内定をもらったにも関わらず、内定を取り消されてしまったという。調査によって、内定の取り消しが粟田口の秘蔵っ子でもある東都銀行の人事担当常務・高松新(相島一之)からの指示だったことが判明。さらに由加里は、粟田口がプッシュしている内閣府特命担当大臣・椎名七津子(凰稀かなめ)の選挙運動でウグイス嬢のアルバイトをした際に、選挙違反となる120万円ものバイト代をもらっていたことを打ち明ける。

罪の意識から120万円をすぐに返したものの、フリーライターを名乗る男から問い詰められたと由加里。内定取り消しは、選挙違反をもみ消そうとした圧力によるものだと確信した千代は「高松常務も、選挙違反をもみ消そうとしている連中も、全部まとめて懲らしめてやりましょう」と決意する。

パク・サラン(シム・ウンギョン)、粟田口十三(岸部一徳)
パク・サラン(シム・ウンギョン)、粟田口十三(岸部一徳)

一方、「萬」に姿を見せなくなっていたサランは、慶西大学病院の病院長秘書を辞め、粟田口の私設秘書として働いていた。「なんでこんな危険なことをしているの!?」と問い詰める千代に対し、サランは「秘書になった理由は一つ、報酬です」と言い放ち、粟田口のことを政治家としても、人としても立派な人物だと主張する。そんなサランに千代は「二度と顔も見たくない」と決別を宣言。椎名による選挙違反の証拠動画を、サランの力を借りずに拡散させようと試みる。

また、第7話では、粟田口によって人生を狂わされた敬太郎や五月の過去も判明。さらに、もともと「萬」を営んでいた千代の兄である一男(マキタスポーツ)が、失踪の末に、粟田口の運転手になっていることも明らかになる。

萬敬太郎(江口洋介)
萬敬太郎(江口洋介)

クライマックスへ向けて突き進む物語に、インターネット上でもコメントが殺到。「粟田口vs萬さんと五月さんの因縁が想像以上に酷かった!! 粟田口をどん底に突き落として欲しい!」「最終回きっと粟田口大臣にトドメを刺してくれるハズ!」「こんなに面白いのに次回が最終回なんてもったいない。次回は粟田口を刑務所、いや、地獄に叩き落としてほしいし、みんなが美味しそうにラーメンを食べてエンドマークを熱望します」など、最終回に期待するコメントが寄せられた。

次回12月10日放送の最終話は、拡大スペシャル。七人の秘書と、黒幕・粟田口の最終決戦の幕が上がる。

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