菜々緒演じる不二子の“辛い過去”に視聴者涙「悔し涙を流す姿が心に響く」『七人の秘書』第4話

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要人に仕える秘書たちの活躍を描く木村文乃主演のドラマ『七人の秘書』の第4話が、11月12日に放送。明らかとなった不二子(菜々緒)の辛い過去と、それを乗り越え被害者を助け出す姿に、視聴者から「現在の強い姿があるからこそ……」と感動の声が上がった(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は、『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズや『ハケンの品格』などを手掛けた中園ミホが脚本を担当。望月千代(木村)、照井七菜(広瀬アリス)、長谷不二子(菜々緒)、パク・サラン(シム・ウンギョン)、風間三和(大島優子)ら5人の秘書たちと、情報屋の鰐淵五月(室井滋)、そしてこのメンバーの元締めとなる萬敬太郎(江口洋介)が“影の軍団”となって、金や権力にまみれた非情な支配者たちを懲らしめていく。

千代(木村文乃)
千代(木村文乃)

女子高生の映子(永瀬莉子)が駅のエスカレーターに乗っていると、警視庁の警視正・山根(金井勇太)にスカートの中を盗撮される。気づいた映子は山根を追いかけるが、山根はスマートフォンを落として逃走する。その後、警視庁の警務部長・北島(木下ほうか)のもとに山根のスマートフォンと映子の被害届が提出されるが、山根が財務大臣・粟田口(岸部一徳)の後援会会長の息子であることを知った北島は、粟田口に恩を売るべく、これをもみ消す。

さらに山根は、雇った暴漢に夜中の公園で映子を襲わせ、口止めを図ろうとするが、そこに三和が通りかかり、助け出す。三和は映子を敬太郎のラーメン店に連れていき、話を聞くが、映子は、出したはずの被害届が警察で「出されていない」と言われ、別室で口止めを強要されたこと、さらにそれ以降、誰かに見張られていることを明かす。

“七人の秘書”たちは盗撮被害者・映子(永瀬莉子)のため立ち上がる
“七人の秘書”たちは盗撮被害者・映子(永瀬莉子)のため立ち上がる

犯罪をもみ消した警察組織に強い怒りを覚えた不二子。自身が警察の男たちから受けてきた数々の嫌がらせを思い出し、戦うことを決意する。「これ以上怖い目に遭いたくない」と泣き寝入りしようとする映子を、不二子は「一回逃げることを覚えたら、この先ずっと逃げることになる」と諭す。

不二子は映子の記憶スケッチを見て、盗撮に使用されたスマートフォンが山根のものであることを確信。「盗撮マニアは常習性がある」という三和の話、さらにサランが探り当てた、盗撮マニアによる「穴場サイト」の情報をもとに、秘書軍団らが現場を押さえようと張り込むが……。

五月(室井滋)、三和(大島優子)
五月(室井滋)、三和(大島優子)

職務を駆使しながら、毅然とした態度で犯人を追い詰めていく不二子役・菜々緒の演技に、インターネット上では「カッコいいな。惚れ惚れする」「戦うことを決めた不二子さんかっこよかったなぁ」と絶賛の声が。さらに明らかとなった不二子の“過去”に対しても、「現在の強い姿があるからこそ、男性嫌いになる出来事が与えた苦悩に悔し涙を流す姿が心に響く」との声が寄せられていた。

次回11月20日放送の第5話では、東京都知事・南勝子(萬田久子)の手によって路頭に迷うこととなった児童養護施設の子供たちを助けようとする千代と、勝子の秘書である三和がまさかの対立を起こしてしまう。果たして秘書軍団の仲は……?

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