原田泰造さんが主演するドラマスペシャル『はぐれ刑事三世』(テレビ朝日系、20:00~)が、10月15日(木)に放送されます。同ドラマは、故・藤田まことさん主演で1988~2009年に放送された大人気長寿刑事ドラマ『はぐれ刑事』の復活版。原田は、重度の方向音痴と、伝説の刑事・安浦吉之助に名前が似ていることから“はぐれ刑事三世”のあだ名をつけられた捜査一課の刑事・浦安吉之を演じます。
そんな浦安とコンビを組む女性刑事・仁城華子役に内田理央さんが決定しました。華子は、正義に対して強いこだわりをもち、捜査のためなら政治家である父親の名を躊躇なく使う “捜査ファースト”の刑事。その一方、浦安に負けず劣らず方向音痴で、どこか愛きょうのある女性です。放送を前に、同ドラマの見どころや、演じるキャラクターなどについて伺いました。
――今回、出演のオファーを受けた時の感想を教えてください。また『はぐれ刑事純情派』を見たことはありましたか。
もちろん、見たことあります。その伝説のドラマを新しい形で復活させると聞いて、出演できることをとても光栄に思いました。“はぐれ”の意味に方向音痴というのが付け加えられていて、面白いなと思いました。
――いま、撮影を終えてみての感想も教えてください。
一夜限りの放送なので、あっという間の撮影期間だったので寂しいです。
――今回の内田さんの役どころを教えてください。
原田さん演じるやっさん(浦安吉之)のバディ(相棒)となる女性刑事、仁城華子役です。父が政治家で小さい頃から大人の騙し合いを見てきたので、騙されやすいやっさん(浦安)とは違い、騙されたくないという気持ちを強く持った人物です。一方では、やっさん(浦安)と同様、方向音痴という一面も持っています。
――今回の役柄と、ご自身の似ているところ、全く違うところ、それぞれあれば教えてください。
あまり似てない性格だなと思うのですが、共通点をあげるなら、騙されたくない! という慎重な所。私は臆病なので、物事を決める時に慎重になりがちです。
――華子はしっかりしていそうで方向音痴な一面もありますが、内田さんは方向音痴ですか?
全く方向音痴ではありません(笑)。たぶん! 地図や場所を覚えるのはとても得意なので、普段マップもあまり見ません。
――役作りのために何かしたことがあれば教えてください。
少しクールな刑事さんなので、佇まいや姿勢などには気をつけました。普段の私はだるだるしているので(笑)。
――主演の原田さんの印象は? 撮影現場ではどんな会話をしましたか?
とても穏やかな方で、原田さんが現場にいらっしゃると優しい空気が柔らかくなります。サウナや健康の話で盛り上がりました。
――撮影現場で原田さんとの相棒はいかがでしたか?
原田さん演じるやっさん(浦安)は、もう原田さん以外には考えられない! というほどイメージにピッタリで。華子はそのやっさん(浦安)と真逆の性格ですが、コンビとしてどこか波長が合っているんです。そんなバディ感を大切にしました。
――撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
ずっとスムーズな撮影でした。刑事ドラマなので緊張感はありましたが、穏やかで楽しい現場でした!
――撮影現場で印象に残るエピソードがあれば教えてください。
ちょうど撮影期間が自分の舞台本番と重なっていたのですが、なんと原田さんが私に秘密で舞台を観にきてくださっていて、後からそのことを聞いて本当に驚きました!
――ご自身の印象的なシーン、セリフを教えてください。
やっさん(浦安)と、どちらの方向に行くかで揉めるシーンは笑いを我慢するのが大変でした!
――視聴者へメッセージをお願いします。
はぐれ刑事のファンの方はもちろん、見たことのない世代の方にも是非見ていただきたいです。刑事ドラマではありますが、シュールでコミカルなシーンも多いので、気軽に楽しんでいただけたら嬉しいです。