小柳ルミ子、引退を決意するも桑田佳祐の言葉に救われたと明かす『徹子の部屋』

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小柳ルミ子が、9月28日に放送された黒柳徹子の冠番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系、毎週月曜~金曜13:00~)に出演。コロナ禍で仕事のオファーがなくなってしまったことから芸能界引退を決意するも、桑田佳祐の言葉に救われたことを涙ながらに明かした。

黒柳から「このコロナ禍で、引退してもいいって思ったんですって?」と質問された小柳は「あの……徹子さんには分かっていただけるかもしれませんけど、私たち芸能人というのは人気商売で、必要とされてお仕事をいただけるわけですよね。コロナであっても必要だったらオファーがいただけると思うじゃないですか。それがないってことは『あ、自分に力がないんだな』って。『もう皆さんに楽しんでいただける歌も踊りも芝居も必要ないんだな』って……」と声を詰まらせながら号泣。

7月に引退しようと決心したところ、ブログに桑田が雑誌で小柳のことを絶賛しているというコメントを見つけた。小柳は「あの桑田さんが?」と半信半疑だったがその雑誌の記事を読んだところ、「読んだら涙が止まらなくて。最強のエリート歌手だって書いてあって。歌がうまい、宝塚出身でエロいとか、いろんなこと書いてくださって……」と回想。「なんて神がかったタイミングなんだろうって思って、それをお守り代わりに持ち歩いてる」と明かし、原稿用紙4枚に桑田への感謝の思いをしたためて送ったという。小柳は「あと1週間遅かったら……。桑田さんには足を向けて寝られない」と感謝していた。

また、デビュー当時からの盟友・志村けんさんの話題も。志村さんが「ザ・ドリフターズ」に加入する以前、お笑いコンビとして小柳のステージの前座を務めていたという。小柳が当時からお笑いの才能があったことを回想し、「お酒が好きで、みんなが楽しく飲んでいるところを見ているのが好きな人だった。コロナに連れていかれちゃったんだと思うと悔しくて……。けんちゃんの笑いこそがほしい時代じゃないですか。それがコロナに持っていかれたのが……」と涙ぐみながらコメント。志村さんが亡くなったことが信じられず、再放送が見られないという。

このほか大好きなサッカーの話題には「食べて、適度に運動して、楽しいことを見つけて没頭するのは、やはり健康の秘訣ですね」と笑顔で話していた。

インターネット上では「ここまで追い込まれて、芸能人は本当にきつい状況にあるのだと。ファンと桑田佳祐のおかげだ。本当によかった」「芸能人、アーティスト、ミュージシャン、コロナで本当に悩み、辛いと思ってた人が多いはず。頑張って欲しいな~」「ルミ子さんの涙にもらい泣き……。桑田さんのエッセイのタイミングの良さ、そして救ったあの言葉。彼女に届いて本当によかった」などと、小柳のみならず芸能人へエールを送る声が寄せられた。

明日9月30日はゴリガレッジセール)が出演する。

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