小芝風花「生きたいように生きて…」のセリフに「救われた気がする」の声『妖怪シェアハウス』最終話

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小芝風花主演のオリジナルホラーコメディ『妖怪シェアハウス』(テレビ朝日系、毎週土曜23:15~)の最終話が9月19日に放送。インターネット上では、彼女のセリフを受け、前向きになったという人たちの声が多くみられた(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は、主人公の目黒澪(小芝)が直面するトラブルを“超おせっかい”な妖怪たちが次々と解決していくホラーコメディ。日に日に妖怪化が進む澪。水岡譲(味方良介)の父・衛(福田転球)から、児童文学の賞レースの締め切り日でもある9月26日までに結婚をして、人間の男と繋がるしかないと告げられた。1日に譲と原島響人(大東駿介)からプロポーズを受けた彼女は2人の間で揺れる。

期日が迫る中、妖怪たちのテレパシーまで聞こえるようになった澪に、慌てたぬらりひょん(大倉孝二)たちは「どっちがいいの?」と詰め寄る。しかし、澪はどちらにも惹かれているという。

そこで童子たちは天狗大王のところへ出向き、自分たちの宝物と引き換えにお守りを入手。出かける前の澪を呼び止め「必ず助けになる」と渡した。澪が外に出ると、突然カラスの大群が押し寄せ暗闇に巻き込まれる。そこで譲の助けを呼ぶ澪。譲から「俺が一生守る」と言われ、彼との結婚を決意した。一年の月日が流れ、譲との結婚生活を満喫しながらも「きっとこれでいい。これが幸せというものだ」と思い込むが、9月26日は特別な日だったことを思い出す。そこで、彼女の手元に童子たちからもらったお札が現れた。またも暗闇に包まれた澪は、今度は原島の名前を叫んだ。彼に助けられ「一緒に暮らそう」とプロポーズを受けた澪。今度は原島と結婚することに。そして1年後、賞レースでは優秀な成績を残し、仕事も順調に。しかし、何か胸騒ぎが……。澪は、またもお札を見つけ、今度は倒れこんでしまう。

目を覚ますと妖怪たちがそばで見守っていた。譲と原島の結婚生活を体験したのは、座敷童子たちの仕業だという。なんと、澪が持ったお札はパラレルワールドを実体験できる効力を持っていたのだ。妖怪たちに「早く決めろ!」と追い込まれるが、賞の締め切りが26日に迫っている。澪は、まず原稿を完成させることに集中した。パソコンの前で文章を書き続けていると、澪は「食べたいものを食べて何が悪い。結婚できなくて何が悪い。家族が作れなくて何が悪い。常識なんてくそくらえ。生きたいように生きて何が悪い」と思い始め、自分の人生は自分で決めようと決意していく。自分が書いたものが、たとえバズらなくてもビジネスにならなくても「何が悪い」という考えのもと原稿を完成させた。そして澪は「成功するために生きるなんて嫌なんです」とある決意を固める……。

ネット上では、ラストに向けてメッセージ性のある展開になったことから「2か月間、笑える中にも痛快な展開に毎回刺激を受け、心の底から楽しませてもらった」「メッセージを叫んでくれた澪ちゃんに救われた気がする」「これほど強烈で分かりやすいメッセージ性のある最終回を私は知らない」といった声があがっていた。

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