『アメトーーク!』で特集組まれると…漫画全巻ドットコムの創業者が語る“アメ地獄”とは?

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城田優山之内すずが、9月5日放送の『激レアさんを連れてきた。』に出演。「漫画全巻ドットコム」創業者の成功までの苦労話が語られる中、「キン肉マン」好きで知られる若林正恭オードリー)の影響力について触れた一幕がインターネット上で話題になった。

“激レア”な体験を実際にした「激レアさん」をスタジオに集め、その体験談を紐解いていく同番組。研究員として若林が出演、研究助手として弘中綾香アナウンサーが進行を務める。そして、客員研究員としてゲストの城田、山之内が登場し、2組の激レアさんを迎えた。

アンドウさんは、「漫画全巻ドットコム」の創業者。会社員時代、休日は朝から食料、酒、マンガを買い、1日中家で過ごすのが好きだったアンドウさんは、「金曜日の夜に注文しておけば、日曜日の朝にマンガ、DVD、ビールにピザが入ったセット一式が届いたらいいなぁ」と思いつく。そして、友人と2人、軽い気持ちで「注文から24時間以内にマンガ全巻揃えて発送します!」とうたったホームページを立ち上げ事業をスタート。それが地獄の始まりだった。

まずつまづいたのが、「長編漫画地獄」で、「あぶさん」全107巻や「美味しんぼ」全111巻など、何十年も続いている作品をできるだけ良い状態で全巻探すのは至難の業。都内では見つけられず、関東全体、さらに名古屋まで探しに行ったそう。次に、在庫を確保しておけば良いと気付いたアンドウさんは、買い占めを実施。100冊以上のまとめ買いをしていた為、周囲から冷たい視線を浴びせられた。他にも「古本トラップ地獄」に陥り、表紙と中身の巻数が違っていたり、最終巻前の漫画に結末などネタバレが書かれていたりと、毎日のようにクレームが入るようになってしまった。

中でも大変だったのが「芸能人地獄」と「アメ地獄」で、芸能人がブログやメディアでお気に入りの漫画を発信したり、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で特集が組まれたりするたびに大量注文が殺到。社員は大変な思いをしたという。そこで弘中から、日頃、キン肉マン好きを公言している若林の影響力はどうか尋ねると、アンドウさんは「いや……気づいたことなかった」と歯切れが悪い。そして若林の最終的なラベリングは、「明日までに『ゴルゴ13(全197巻)』を届けてほしい人」と自身の願望を込めたネーミングを発表した。

インターネット上では、「キン肉マン若林さんが番組とかで言っても影響ないのワロタ!!」「オードリーもかなりキン肉マンの売り上げに貢献してると思うよ」「若林の締めのラベリングいいねえ」「今日のこの番組が終わった後も注文殺到するのかな?」「実写化やアニメ化の追い風の気配も相まって、業務転換に成功したという素晴らしい成功事案だと思う」といった声が上がっていた。

次回、9月12日の放送では、スマホで撮った動画をスマホで編集し1本の映画に仕上げて、15歳で国際映画祭の最年少優秀賞をとっちゃった人、実家が貧乏すぎて雑居ビルの屋上のプレハブ小屋に住んでいたけど、たくましすぎるオカンのおかげで乗り越えられた人の2人の激レアさんが登場する。客員研究員は、カズレーザーメイプル超合金)。

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