マツコが視聴者からの“怖い話”を添削!鋭い指摘に「真髄を見た」「めちゃくちゃ勉強になる」と絶賛の声

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マツコ・デラックスが毎回あてもなく気ままに夜の街を徘徊し、そこで出会った人々と交流をする『夜の巷を徘徊する』(テレビ朝日系、毎週木曜24:15~ ※一部地域を除く)。9月3日の放送は、スタジオで視聴者から投稿を募集した「100文字で語れる怖い話」を紹介した。

今年の夏に放送するために温存されていたという「100文字で語れる怖い話」は、その名の通り、100文字という制限の中で、どれだけ聞き手を怖がらせられるかが肝。視聴者から寄せられた「怖い話」は、どのエピソードもディテールが足りないせいで、いまいち怖さを発揮できておらず、マツコは「いらなそうに見えるものが恐怖を煽っていたりするんじゃないのかな」と指摘し、「後から考えてみれば“そうね”と納得できるんだけど、100文字だけだと……」と、制限を課したスタッフを責めていた。

一方で、「まぁでも制限って大事よね。これで3000文字くらいでね、原稿用紙20枚書かれちゃったら、どこを取っていいかわからないしね」とフォロー。制限を設定することの難しさに理解を示していた。

マツコは視聴者からの「怖い話」を聞きながら、話の“ポイント”となる部分を的確に指摘。24歳の女性から寄せられた、捨てたはずの服を隣に住んでる遠い親戚のおじさんが家のベランダに干していたという話には、「これ、そういうことなのかな? だってさ、干さないでしょ、そういう目的だったとしたら」と疑問を呈し、「もしかしておじさんが、“もったいねー!”って洗濯して渡すつもりだったかもしれない」と新たな可能性を提示した。

マツコはこの話について、「これだけだとちょっとね。これに行き着くまでの伏線があったら……。“あのおじさんなら、やりかねないわね”っていう恐怖が湧いてくるわけですよ」と解説。「難しいな~、みなさん頑張ってくださっているのよ、100文字で伝えるために」と、改めて100文字制限の難しさを強調した。

心霊系や不思議系など、様々な「怖い話」が紹介されていく中で、トリを飾ったのは、43歳の男性から寄せられた「ガリガリ君」という話。内容は、毎日必ず当たり付きアイスのガリガリ君を1本食べているが、ハズレばかりの200連敗中で、以前記録した436連敗を超えそうだ、というもの。何とも言えないテイストのエピソードに、マツコは失笑しながらも「200連敗くらいでへこたれるなよ!」と男性にエールを送っていた。

視聴者からの「怖い話」に、次々と鋭いツッコミを繰り出すマツコに対し、インターネット上では「マツコのツッコミが的確&優しさに溢れていて素晴らしい。久しぶりにマツコの真髄を見た」「100文字以内の怖い話を本業エッセイストのマツコ・デラックスが添削・講評するという物書きにとってめちゃくちゃ勉強になる回になってる」など、絶賛のコメントが投稿されていた。

次回、9月10日の放送では、スタジオに回転寿司のレーンを設置して、「理想の回転寿司10皿」について考える。

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