神田伯山、花田優一を“日本のバンクシー”に指名!出来上がった作品は「炎上の予感」

公開: 更新:

話題の講談師・神田伯山滝沢カレンがロケVTRを見ながら「あーだこーだ」と反省するバラエティ『伯山カレンの反省だ!!』(テレビ朝日系、毎週土曜24:10~※一部地域を除く)が8月29日に放送。今回は、靴職人の花田優一と伯山が、話題の「バンクシー展」を巡るロケを行った。

この日は、「話題のバンクシー展を鑑賞だ!!」と題したロケ企画を実施。スタッフから絵に詳しい案内人がいると聞かされた伯山は「なんか1人浮かんだんですけど、そいつじゃないことを祈りたい」とボヤきながら、バンクシー展の入り口へ。

そこで待っていたのは、画家としても活躍中の花田。今回で6度目のゲスト出演となる花田は、伯山から「うすうす優一じゃないかと思っていたんだけど、詳しいのバンクシー?」と聞かれると、「一応知ってますよ」と切り出し、「絵の素晴らしさとか緻密さというよりも、“情報で人を遊ぶ”っていうことをアーティストとして初めてやった」と解説した。

バンクシーは壁に無断で絵を描いたり、無許可で美術館に作品を展示したりするなど、独特な手法で作品を発表している覆面アーティストで、伯山と花田は「バンクシー展」のプロデューサーである小林将さんと共に、バンクシーの作品を鑑賞。しかし、伯山にはあまり刺さらなかったようで、モデルのケイト・モスをモチーフにした作品の前では「言いにくいんですけど……苦手ですね。バンクシーやばいね」とこぼしていた。

そして、花田が「進めば進むほど嫌いになると思います」と予想した通り、伯山は次々と毒舌を発揮。クリスマスへの風刺として、ショッピングバッグを持ったキリストが描かれた作品に対して「美大生が描くみたいなこのノリ嫌だな、俺」とバッサリ。また、バンクシーが美術館でいきなり絵を描き出すというパフォーマンスについても「そんなの普通だったら、係の人が止めるじゃないですか。絶対ヤラセですよね?」と詰め寄り、小林さんを困らせていた。

スタジオでは、滝沢もバンクシーが壁に無断で絵を描くことについて引っかかっているようで、「アートだったら許される? アートって決めるのは誰からだって話になりますよね」と問題提起。伯山から「俺もカレンさんもバンクシー嫌いなんですよ」とお墨付きを与えられていた。

一方、展示を見て回るうちに、伯山のバンクシーに対する印象にも多少の変化があったようで、「人をワクワクさせるのが好きなんだな」など、肯定的なコメントが飛び出す一幕も。また、バンクシーが手掛けた様々な風刺を盛り込んだ遊園地「ディズマランド」については、「この発想は面白いな。遊園地作るのとかは夢がある」と褒め称えていた。

そして、展示を見終わると、伯山は花田に即興で絵を描かせて「バンクシー展」に飾ることを提案。「日本のバンクシー」とおだてられた花田は、15分で作品を描き上げ、「この国で靴を作ることへの怒りを描きたかった」と絵の説明をし、伯山に「これまた炎上するね」と指摘されていた。

インターネット上では「久々に優一回でたのしい~」「伯山カレンでも好きな回ベスト3に入ってくるな」「神田伯山が花田優一とバンクシーにやたら辛辣で草」と盛り上がりを見せていた。

PICK UP