杉下右京への“悪い噂”を流したのは及川光博!?「元凶、神戸かよ!(歓喜)」の声『相棒18』最終話

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人気ドラマシリーズ『相棒season18』(テレビ朝日系、毎週水曜21:00~※この日は20:00~)の最終話が、3月18日に2時間スペシャルで放送。インターネット上では、杉下の噂話をしたある人物に注目が集まった(以下、ネタバレが含まれます)。

ドラマ誕生20年目を迎えた本作。杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)の特命係(人材の墓場)が数々の事件を解決していく。

冠城は角田六郎(山西惇)や青木年男(浅利陽介)に「最近杉下さんの推理力が衰えている」と愚痴をこぼす。ここ1年の彼らしくない失態を回顧し「本調子の右京さんならありえない」と語った。

そんな中、元東亜ダイナミクス社長の桂川宗佐(村上新悟)が、ナイフでひと突きされて殺される事件が起きた。彼はドローン爆弾事件に関与していたものの、立件はされず、新会社・桂川コーポレーションを立ち上げていた。ニュースでこの殺人事件を知った右京は「どういう殺され方をしたのか気になりますね」とつぶやく。

社美彌子(仲間由紀恵)とばったり会った右京と冠城。右京は、彼女から「あまりご無理なさらず」と言葉をかけられたり、様々な人物から「お前も血が通った人間なんだな」「杉下さん、推理力減退症候群だそうで……」と肩を叩かれたりと同情されてしまう。

2人が桂川の事件をこっそり捜査しようとすると、同じく“特命係一派”として見られ、捜査の一員から外された青木がすべての資料をゲット。怒りに任せて「逆に特命係に全面協力してやろうと思って」と宣言する。事件の重要な資料として青木が持ってきたのは、桂川家で、男女が行為をしている動画。男性は桂川だったのだが、相手の女性が内閣情報調査室の職員・柾庸子(遠山景織子)だった。しかし、彼女には完璧なアリバイがあった。

現場には、スマホの音声認識アプリが立ち上がり「99」の文字が。警察は手を打撲していることから、桂川が救急車を呼ぼうとしたところ犯人に踏みつけられたものだと推理したが、右京は「きわめて不自然。まだ犯人がいるのに、なぜ救急車を?」と疑問を抱く。青木は冠城にこっそり「今の推理はするどかったよな?」とつぶやく。右京は動画を加工する技術・ディープフェイクなのではないか……と指摘。柾が「動画に映っているのは自分だ」と認めているため「偽物はありえない」と反論されると、右京は「僕としたことが」とポツリ。2人はやはり彼の推理力が落ちていると考え直していく。

その後、推理力が減退しているという噂の出所は、神戸尊(及川光博)だったことが明かされる。右京が、今はなき行きつけの小料理屋「花の里」に通えていないため、調子が狂っているのだという。右京は冠城らに「勝手な心配は大いに迷惑!」と声を荒げ「推理力の減退なんてありえない。僕は『花の里』の欠乏を見事克服しています!」と宣言する……。

ネット上では「推理力減退症候群は年齢かと思った笑」「噂の元凶、神戸かよ!(歓喜)」の声が。さらに、ラストに「花の里」に代わる店が誕生するシーンもあったため「【朗報】特命係新しい行きつけの店みつける」といったツイートがあった。

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