マツコ、サボテン恐怖症を告白!「お尻に刺さった針を…」『夜の巷を徘徊する』

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マツコ・デラックスが、毎回あてもなく気ままに夜の街を徘徊し、そこで出会った人々と交流をする『夜の巷を徘徊する』(テレビ朝日系、毎週木曜24:15~ ※一部地域を除く)。2月13日の放送では、約2700種類の植物を栽培している新宿御苑内の大温室を訪問した。

かれこれ10年以上、新宿御苑には来ていないというマツコ。その昔新宿に住んでいた頃、サラリーマン時代を含めるとあわせて50回は新宿御苑を訪れたことがあるが、今回大温室には初潜入。温室を管理しているジャワ島出身のインドネシア人、根津スミヤントさんに案内してもらうことに。マツコは、なぜ根津さんが日本に来て温室を管理しているのか、きっと視聴者も気になると、案内してもらう前に日本人の奥様との馴れ初めや来日の理由を聞き出す。

温室内はジャングルや滝、池、山地、乾燥地など、気候や環境テーマごとに、世界中の温室植物が植栽されており、1エリアずつ、根津さんが丁寧に解説し歩みを進めていく。クロード・モネの「睡蓮」をイメージしたコーナーがあったり、落ちた花びらで絵を描いたりと、テーマパークのような凝った演出にマツコは感心する。

実は新宿御苑は国内の洋ランの栽培発祥の地で、明治26年から約127年間、栽培研究が行われており、現在は約1200種類の洋ランを栽培。木に着生したランの展示は、国内でも珍しいそう。また、日本のイチゴ発祥の地も新宿御苑だと知る。他にも、カカオの実が、カカオノキの幹に直接、成ることを知り、「こんな風に(カカオの実が)生えるなんて知らなかったわ。人間て何も知らずに生きてるのよ。アホみたいにチョコレート食って、原料がどんなのかも知らなくて愚かよね」とコメント。サボテンコーナーでは、以前、親戚の家でサボテンの上に転んでしまい、お尻に刺さった針を親戚中のみんなに抜いてもらった思い出があると話し、「(お尻が)すごく腫れちゃって大変だったの。私サボテン恐怖なのよ、思い出しちゃう」と打ち明けた。

大温室を出た後は、“秘密の花園”と呼ばれる絶滅危惧種などを管理しているバックヤードを特別に見学させてもらうことに。超貴重というオリヅルスミレは、元々、沖縄のやんばるの森に自生していたが、ダム建設により水没してしまい、本種は野生では絶滅。現在あるのは絶滅を免れ増殖されたものだと言う。マツコがその入手経路を尋ねると、「趣味で採取した人(趣味家)から譲り受けることもある」と説明され驚愕する。また、大温室と栽培室の管理をたった7人の職員で行っていることもわかり、「枯れたら絶滅しちゃう植物を絶やさぬよう、それを7人に課しているんだから酷なことするわよ環境省も」とその責務の大きさを口にした。

放送でマツコが、「想像していたより面白かった。これはスミちゃん(根津さん)のお陰じゃない? 素敵なところだけどスミちゃんがいたからだな」と語っていたように、インターネット上でも、「インドネシア出身の有能過ぎる根津さん」「根津さんステキです」「マツコちゃん見てたら新宿御苑の大温室行きたくなった~。案内してくれた男性も凄く感じ良いよね。たった7人で運営してるだなんて凄すぎる」など、根津さんの人柄の良さと、新宿御苑の魅力が存分に伝わった様子が見受けられる視聴者からのコメントが寄せられた。

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