梅沢富美男、アメリカの天才少年だったお笑い芸人・アイクぬわらの夢をばっさり「今は無理だろ」

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若林正恭オードリー)と弘中綾香アナウンサーが司会を務める『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系、毎週土曜22:10~)。1月25日の放送は、お笑い芸人のアイクぬわらが「アメリカの天才IT少年だったのに、高田純次のせいで親に内緒で日本の芸人になった人」として登場した。

同番組は、あまりにも珍しい“激レア”な体験を実際にした「激レアさん」をスタジオに集め、その体験談を紐解いていくトークバラエティ。今回はゲストとして梅沢富美男佐藤栞里も出演。

この日は、お笑いグループ・超新塾のメンバーであり、『おはスタ』のMCとしても人気のアイクがスタジオに登場し、自身の激動の半生を振り返った。ニューヨーク生まれのアイクは9歳でITに目覚め、独学でパソコンを作ってしまうなど、天才少年として成長。IT系の大学に進学すると2学年飛び級し、資格を5つも取得するなど、その才能に磨きをかけていった。

そんな天才少年だったアイクに転機が到来。大学生になったある日、シアトルのチャイナタウンにある日本のDVDショップを訪れたアイクは、そこで流れていた日本のバラエティ番組『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』の一コーナー「早朝バズーカ」を見て、大きな衝撃を受ける。「早朝バズーカ」とは、高田純次が寝ているターゲットの横でバズーカをぶっ放すというドッキリ企画で、アイクは「これは何なんだ!?」「もっと見たい!」と大感動。そして、「自分の国の言語じゃない人を笑わすのは面白い」と、芸人を志すようになる。

芸人への思いを募らせたアイクは、両親に「僕は世界で活躍する男になりたいんだ。だから日本でITの仕事に就くよ」と告げて来日。大阪の親切な一般人家庭でのホームステイを経て、なんと世界的な大企業であるゴールドマン・サックス証券に就職。エンジニアとして勤務しながら、芸人を目指すことになる。

その後、俳優の渡部豪太と偶然出会い、そのつながりからザブングル松尾陽介の主催するお笑いライブに素人として出演。これがきっかけとなり超新塾のオーディションを受け、2011年に芸人デビューを果たす。

今の目標は、人生を決定づけた「高田純次に会うこと」だというアイクに対し、ゲストの梅沢は、「すぐ会えるって」と応援。しかし、アイクが「高田純次さんと一緒にバズーカやりたいですね」と付け加えると、「今は無理だろ、腰痛で、あいつ」と切り捨て、笑いを誘っていた。

アイクの波乱の半生にネットも反応。SNSでは、「アイクそんなすごい人だったのね」「日本語ペラペラだし頭良さそうと思ってたけど、想像以上だった」「マジでアイクさんすげえよ……」など、彼の経歴や辿ってきた道のりに感心する声が相次いでいた。

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