『相棒18』杉下右京、女心が分からず事件解明に苦戦!?ネットでは「恋愛感情だけはさっぱり」とイジる声も

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テレビ朝日の人気ドラマシリーズ『相棒season18』(テレビ朝日系、毎週水曜21:00~)が12月11日に放送。インターネット上では、恋愛に疎い杉下右京(水谷豊)にツッコミの声が相次いだ(以下、ネタバレが含まれます)。

ドラマ誕生20年目を迎えた本作。右京と冠城亘(反町隆史)の特命係(人材の墓場)が数々の事件を解決していく。

前回、研究費の横領容疑で逮捕された大学教授・皆藤(中村育二)の保釈金3000万円が奪われる事件が発生。しかし、それは准教授の佳奈恵(中村優子)の自作自演であり、横領についても彼女が研究を乗っ取るために動いたものだと分かった。亘は、旧友であり、皆藤の事件にこだわっていた週刊誌記者の桝本(山崎樹範)が、皆藤の保釈時に現れなかったことに違和感を持つ。本人に「何か抱え込んでるものがあるのでは?」と問い詰めるも、桝本は、何も言わずその場を後にした。

一方、右京は佳奈恵のもとへ。保釈金強盗や横領の罪を皆藤に着せたのは分かっており、裏で支援企業のライフケアテクノロジーに便宜を図ってもらうのと同時に、以前交際していた皆藤への感情が動機に繋がっているのでは? と質問を投げかける。しかし、彼女は肯定も否定もせず「あなたは何も分かっていません」と返してきた。

その後、実は桝本と皆藤は裏で繋がっていたことが明らかに。皆藤が開発した技術を流用したテロが起こり、そのテロをきっかけに桝本の妻が外国で死んでいたのだ。皆藤は自身の技術を使われたことを知らず、桝本も妻が亡くなり、憔悴していた。事件を追う中で右京は「とんでもない勘違いをしていた」と、テロがあった日に合せて2人が復讐や告発を考えていると推理。再び佳奈恵のもとへ向かう。右京は彼女に、皆藤と桝本の仲間であったことを指摘。2人を裏切り、皆藤を檻の中に閉じ込めたのは「大事な人を危険なことから守りたいから」と自身の見解を述べた。皆藤教授は、人々の幸せのために実験をしようとしていたと言い「その技術で愛する人を死なせるんですか?」と訴えた。その頃、皆藤と桝本はテロを実行しようと画策。皆藤は告発を成功させた後、自殺をしようとしていた……。

ネット上では、右京が皆藤に伝えた戦争に対する考えについて「今後の人類の課題でもありますね」と共感の声が。さらに佳奈恵が愛する人を守るための犯行であり「何も分かっていない」と伝えられた際には、「恋愛感情だけはさっぱりです」「恋愛絡みになってしまったから女心のわからない右京さんではもうダメ」と右京をイジるツイートもあった。

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