オダジョーが麻生久美子を抱きしめて…『時効警察』最終回エモすぎる恋の結末に「マジで惚れる」の声

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金曜ナイトドラマ『時効警察はじめました』(テレビ朝日系、毎週金曜23:15~)の最終回が12月6日に放送。インターネット上では、登場人物たちとのしばしの別れを惜しむ声があった(以下、ネタバレが含まれます)。

時効になった事件を“趣味”で捜査する男・霧山修一朗(オダギリジョー)が、名(迷)助手・三日月しずか(麻生久美子)、彩雲真空(吉岡里帆)らとともに未解決事件の謎に挑むシュールな脱力系コメディミステリー。

ある日、総武署の時効管理課に、屈強な外国人が立っていた。彼は、霧山の力を借りたいとアメリカからやってきたという。24年前の時効事件を見つけた霧山は、迎えに来たアメリカ人を待たせ、まずは事件の調査をすることにした。

彼が調べるのは、高校の屋上から、高飛び込み部のコーチ・祷巫女彦(少路勇介)が飛び降りて死亡した事件。屋上には誰もいなかったため、自殺として捜査されていたが、当時、高飛び込み部の元エース・雨夜翔太(山崎賢人)が飛び降り自殺を予言していたという。彼は現在、高い的中率を誇る予言者として活躍する人物。そこで、三日月と共に話を聞きにいくことにした。霧山は、雨夜に遺留品を返したのち、祷に自殺の動機がない点、そもそも雨夜が予言していた点が引っかかると伝える。雨夜は、当時コーチが透けて見えたため、友人に話してしまったと言うが、霧山はどうにも納得することができなかった。

後日、当時の事件を担当したという元刑事へ会いに田舎まで行った霧山と彩雲。担当刑事は、祷が高飛び込み部の部員・朝霞鈴音(二階堂ふみ)のために誕生日ケーキを予約していた事実や、事件の1年前、雨夜が高飛び込みの練習中に心肺停止に陥るも、奇跡的に復活を遂げ、未来が見えるようになった……という証言はウソだと推理した。さらに、PTSDを患っていた雨夜と、彼の担当医だった心理学者・只野教授(松重豊)との間に何かあったのでは? と語る。帰り道、2人で無人駅のホームにいると「こういう駅は電車が来ない方がいい。そう思うんだけど」と告げられた彩雲は、霧山に対して心の機微を感じていた。

その日の夜、朝霞が霧山の家にやってきた。彼女は事件の真相に繋がる証拠は、タイムカプセルの中にあると証言。さらに、時効事件を調べていることは同級生の味澤宙夫(染谷将太)から教えてもらったと明かした。そんな中、三日月は、アメリカへ行く霧山に気持ちを問うべく、後輩警官から後押しされて霧山家を訪ねる……。

ネット上では、ラストシーンにて、泣きじゃくる三日月を抱きよせ放った霧山の言葉に「そんなかっこいいセリフどこで覚えたんや」といったツイートが。また、最終回の寂しさから胸中を吐露する視聴者が続出。「どう考えても終わり方がエモすぎた」「完全に時効警察ロスだ…霧山くん、君を待ってるのは三日月くんだけじゃないぞ〜‼」といった声があった。最終回らしく人気ゲストとレギュラーメンバーの夢の競演についても「やべぇな、オダギリジョーと山崎賢人が同じ画面とか豪華かよ」とツッコむつぶやきもあった。

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