米倉涼子主演『ドクターX』初回から見事な展開に「超安定の横綱ドラマ」と絶賛の声

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米倉涼子が主演を務める木曜ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00~)の初回が10月17日に放送。インターネット上では、この作品の復活に歓喜する声で溢れかえった。

第6シリーズとなる最新作では「私、失敗しないので」が口癖の天才フリーランス外科医・大門未知子(米倉)が第4、第5シリーズの舞台となった日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」に再び現れるところから物語は展開する。

金がなくなりお腹を空かせて森を彷徨っていた大門は、ひょんなことからニコラス丹下(市村正親)という日系二世のブラジル人と出会う。彼と酒や食事を共にすることで、意気投合。ある事件も解決し、さらに仲は深まった。

その頃、東帝大学病院は財政危機に瀕していた。病院長の蛭間重勝(西田敏行)は、海外医療ファンドからの300億円の出資を受けることを決定。さらに最高顧問を招へいしたのだが、その人物こそがニコラスだった。彼は医師免許を持つ海外投資のファンドマネージャーであり、赤字部門を容赦なく切り捨てるコストカッター。医師連中に「私を信じてついてきてください。私に救えない企業はありません」と言ってのけた。

彼の掲げる「東帝大学病院リバースプラン2020」は、医師・スタッフのリストラ、小児科や産婦人科などの規模縮小、附属病院の統廃合など冷酷なものばかり。さらに、潮一摩(ユースケ・サンタマリア)や浜地真理(清水ミチコ)を召集し、加地秀樹(勝村政信)を昇格することを発表した。医師が騒然とする中、大門が登場。「用はない」と突っぱねる蛭間だったが、ニコラスに呼ばれたとバッサリ。契約内容については、論文の下調べ、学会のお共など、医師免許がなくても出来る仕事については「いたしません」と拒否した。彼女のスタンスに苦言を呈する潮だったが、ニコラスは「私の理想とする医師だ!」と絶賛した。

そんな中、大門が食事をしていると、食堂で働く岩田一子(松坂慶子)が突然胸に痛みを感じる素振りを見せる。強引に検査へ連れていくと、肺塞栓症の疑いがあった。さらに検査を進めるため、入院を勧めた大門だったが、ニコラスが導入したAIシステムの指示により、勝手に緊急手術を推し進められてしまう。翌日、手術をしたはずの一子が吐血。AIは血栓を取り切ったものの、別の腫瘍を見逃していたことが発覚した。大門は、あくまでAIを推奨する潮を指さし「この人が殺しかけたおばちゃんは、私がオペして救います」と宣言。ニコラスは、再手術を容認したものの、AIの指示にしたがうように条件を提示。大門は「OK!」と返事をしたのだが……。

ネット上では、大門の活躍と引き込まれる展開に「超安定の横綱ドラマ」「ドクターXが帰ってきたなぁって実感できてほんと感動した」「とにかく後半が見事に気持ちいい」といった絶賛のコメントが多くあった。

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