マツコ、東京都現代美術館でアート制作参加…その深さに作者も「ウルッときた」

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マツコ・デラックスが、毎回あてもなく気ままに夜の街を徘徊し、そこで出会った人々と交流をする『夜の巷を徘徊する』(テレビ朝日系、毎週木曜24:20~ ※一部地域を除く)。9月26日の放送では、江東区にある東京都現代美術館を訪れた。

ホールを歩いていると、家族連れの来場者とすれ違った。戸惑う子供たちに、マツコが「怖い?」と投げかけると「そっくりさんかと思った」と思わぬ返答があり、スタッフは大笑い。ファミリーと別れた後、マツコは自分を生で見た子供たちが、生命の危機を感じていたと言い「絶対に目を合せなかった。クマと出会った時と一緒よ」と感想を述べた。

そんな家族連れが訪れたという子供向けの展覧会「あそびのじかん」にマツコも入ってみることに。「笑う祭壇」は、中央にある台座に向かってボタンを投げて乗せる参加型の作品なのだが、なかなかうまくいかず苦戦するマツコ。ふと「(ボタンに台座が)乗らないことが重要なのよね」とこぼすと、美術館のスタッフは首を縦に振り、失敗してちりばめられたボタンが絵画の一部になるのだと説明した。マツコは「笑う祭壇」に挑戦していた女の子に、台座に乗らないのが良いことだと話しかけるも「乗りっこないし」と冷静に返されてしまう。どんな質問をしても個性的な返答をする彼女に「いいわねあの娘。なにか爪痕を残しそうな気配がするわ!」と語った。

その後「タノニマス」の部屋に到着。壁一面に敷き詰められた同じ顔のお面を1つとり、自分流にデコレーションする参加型作品で、マツコも挑戦することになった。「期待しないでよ?」と言いつつ、様々なデコレーション用の道具を持ち出し作業するマツコ。木目のガムテープを前面に貼り、目と口を書いたのだが、意図として「(美術館があるのは)木場公園だから、ここに住む精霊ですよ」と語った。ここで、本アートをプロデュースしたタノタイガさんが挨拶にやって来た。マツコが約20分の時間をかけて真剣に作業している姿を見たタノさんは「とても素晴らしいと思います。ここまで深く考えていただいてウルッときました」と感動していた。

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