田中圭&林遣都『劇場版おっさんずラブ』お泊りロケは「平成最後の満月の夜」とニヤリ

公開: 更新:

8月23日に公開の『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』プレミアムトークイベントが、8月13日に都内で行われ、田中圭林遣都内田理央金子大地伊藤修子児嶋一哉沢村一樹志尊淳眞島秀和大塚寧々吉田鋼太郎瑠東東一郎監督が登壇した。

本作は、田中演じるモテない独身ダメ男・春田創一(通称:はるたん)と、頼れる理想の上司・黒澤武蔵(吉田)、イケメンでドSな後輩・牧凌太(林)の三角関係を描いたラブコメディ。テレビ朝日系で2018年4月クールに放送されると、“はるたん”を巡って繰り広げられるおっさん同士の恋模様にハマる人が続出。放送終了後は“おっさんずロス”の声が相次ぐ社会現象になった人気作品だ。

まずキャストたちは人力車に乗って、伊藤&児嶋、大塚&金子、眞島&内田、沢村&志尊、吉田&林ペア、そして最後に田中が登場。レッドカーペットに移動し、客席にカラーボールを投げ込むなどしながらファンとの交流を楽しんだ。

ステージに登場した田中は、「1年2か月ぶりということで、ただいまです!」と挨拶すると、会場からは「おかえりー!」と大きな歓声が。また、吉田は「インターネットや雑誌で皆さんがたくさん応援してくれているのは知ってました。そんな皆さんを目の前で見ることができて本当に嬉しいです。ありがとう!」と感激の様子。

さらに、武川政宗役の眞島は「武川、全シーン全力でやってます! 画面の端にいることもありますが、見逃さずに注目してください」と力強くアピール。大塚演じる西園寺蝶子に思いを寄せる栗林歌麻呂役の金子は「マロと蝶子さんのその後を気になってる方もいらっしゃるかもしれませんが、スゴいことになってるんで! 覚悟を持って演じたシーンがあるので、そこを見ていただければ」と言うと客席からは歓声が。田中も「今回のマロめちゃくちゃカッコいいっすよ」と太鼓判を押す。しかし、田中が「吉田さんは部長として2人の恋を応援……」と吉田に振ると、「応援はしますよ。でも個人的に大塚寧々さんのファンなんで、ちょっとヤキモチ焼いてるんです」といい、会場を笑わせた。

今回の映画ロケを振り返り、田中は「お泊りロケ楽しかったよね?」と林と目を合わせると、林は「楽しかったですね。“平成最後の満月の夜”だったんですよね。初めてたくさん真面目なお話をしました」とニコリ。しかし、このお泊りロケに吉田は不在だったようで、「いつも俺いないんだよね。いっつもこの2人(田中と林)が仲良くしてるんだよ」とここでも羨んでいた。

そんな吉田は、田中・林・沢村・志尊と一緒のサウナシーンを挙げ、「すっごく大変でやりきった感があって……。いろんな意味でお楽しみに」と意味深な笑み。そして、劇場版からの参加となった狸穴迅役の沢村もこのサウナシーンが印象に残っているようで、「DVDになったときにはモザイク入るんですけど、劇場版ではモザイクなしでお届けします」とおどけ、田中から「適当なこと言っちゃダメです」とツッコミを食らっていた。

また、同じく劇場版からの参加の山田正義(ジャスティス)役の志尊は、田中・吉田とのシーンが印象的だといい「『おっさんずラブ』の洗礼を受けた、面白いシーンがある」とアピールした。

この日のイベントの応募は40倍、試写会にいたっては250倍の倍率だったそうで、田中は「それだけたくさんの方が映画を楽しみにしてくださっているということ。ドラマも全7話やりきったつもりでいましたが、皆さんに支えられパワーアップして皆さんの前に戻ってこれた。僕たちが出来るすべての笑いと愛情が詰め込まれていますので、ただただ早く観ていただきたいです。皆さんの力で『おっさんずラブ』がもっともっと大きくなれば、もっと日本が暖かくなるのではないか、愛情にあふれるのではないかと思っていますので、公開してからも『おっさんずラブ』をよろしくお願いします」と語り、感慨もひとしおの様子だった。

PICK UP